そこで、その「なぜなら~」ですが、実は、これは2017年2月9日のTOPICS『 変化のプロセスはわらしべ長者? 』において既にご紹介しておりますので、詳しい内容に興味や関心のある方は、そちらをご参照頂ければ幸甚ですが、改めて簡潔にご紹介して参ります(笑)
まず、私達の「精神(心)」における症状でも、「身体(肉体)」における症状でも、(快復などの)変化に向かう際には、ある一定の共通の流れがあります(なお、この変化における「一定の共通の流れ」には個人差があるのも事実ですが、概ねの人に当てはまるという意味(傾向)が含まれております)。
例えば、不安や怒りなど何でも構わないのですが、どちらかと言えばネガティブと捉えられる「感情」の悩みで困っているとします。
また、これを身体の「痛み」などの症状としてイメージして頂いても構いません。
この時の、「最大」の感情や症状の値を、仮に「10」と仮定します。
そして、何かしらのキッカケなどにより、ここから変化に向かう際の「流れ(過程)」においては、
「10」 → 「8(下降)」 → 「9(上昇)」 → 「7(下降)」 → 「8(上昇)」 → 「5(下降)」 → 「6(上昇)」 → 「3(下降)」、、、
などのように、
緩やかな「下降線」を描く・・・「山あり谷あり」という推移
で変化していく事がとても多いです。
勿論、ここでの数字は、あくまでイメージとして捉えやすくする為のものですので、ここに個人差が出てきます。
そして、何故?このように「緩やかな「下降線」を描く・・・「山あり谷あり」という推移」を辿るのかと言いますと、
「極端」な変化は・・・
良い点にしろ・・・悪い点にしろ・・・
「衝撃」が強すぎる
からです。
つまり、繰り返しではありますが、個人差があるという点も含め、
「衝撃」を緩和してくれる為の働き
から生まれています。
そして、これは特に今の季節においては実感として伴いやすい、
三寒四温(さんかんしおん)
という自然界の働きと同様の現象です(笑)
これは、暑さ寒さを繰り返して、私達の身体(肉体)を調整してくれるという機能(贈り物)でもあります。
では、何故、これがウイルスなどの感染症における第2波・第3波などと「繋がって」「重なって」くるのかと言いますと、2014年10月24日のTOPICS『 小説「鹿の王」 』において、私は次のような視点もご紹介しております、、、
『 「 国も人の身体と同じようなもの 」
逆に表現すれば、
「 人の身体も国と同じようなもの 」 』
と。
そして、ここには、このTOPICSで幾度となく繰り返しお伝えしております、
物事や出来事は、大なり小なりそれぞれを「反映」している
「全体」は「部分」を反映し、「部分」は「全体」を含んでいる
との視点と「繋がって」「重なって」います。
ここ迄は、何となく連いて来れてますでしょう?(笑)