パワースポットからのお持ち帰りは厳禁 ~甲子園の土とは違う?~

では、もう一つのテーマでもありますが、現在、夏の甲子園大会の真っ最中ですが、甲子園は「聖地」とも呼ばれたりしますし、負けた選手などが甲子園の土を袋に入れて持ち帰っている光景は多くの人が目にした事があるかと思います。
それでは、「聖地」と呼ばれる程の多くの人々の思いも込められている甲子園の土を持ち帰るのはOKなのでしょうか?
まず、甲子園の管理者が認めているという事が大前提となりますが、

 

持ち帰っても大丈夫!

 

というのが結論になります(笑)
なぜなら、

 

甲子園の土というのは・・・

甲子園を目指してきた・・・

自ら(選手など)の「思い」「言葉」「行動」が・・・

結晶化して「体現」されたもの・・・

 

であるからです。
また、もの凄く現実的な話をすれば、甲子園の土は売っているものでもあり、その土を購入して練習場のグラウンドに敷き詰めて活用している学校も実際にあります(笑)
これは、甲子園を目指すに当たり、その土を日常的に活用する事で、体に馴れさせたり、モチベーションを維持する為など、様々に活用されている事と思います。

 

では、ここで、先ほど「自称」パワースポットにおける「軽い落とし穴?」ともコメントした点に触れて参ります。
まず、語弊を怖れずに率直に申しますと、「自称」というのは、いわゆる「客寄せパンダ」と言われる性質のものです。
ここでは、単に多くの人を呼び寄せられるのであれば、「手段を選ばず」という発想が透けて見えてきます。
勿論、この世の経済活動ですので、多少の「(嘘も)方便」を利用するのは許される事でもありますが(笑)

 

ただ、パワースポット巡りをしている人の中においては、ネットやSNSなどで広まっている情報だけを鵜呑みにし、ひたすら「(過度な)御利益巡り」となってしまっている方もいらっしゃいます。
勿論、それもそのご本人さんの「選択と決断」ですので、周りがとやかく言う必要性もありませんが(笑)

そして、そのような姿勢が長く身に付いてしまうと、

 

自分自身で・・・

何かを見抜く目が・・・

養われなくなってしまう・・・

 

という傾向にとても繋がりやすくなってしまいます。
そして、

 

これが「依存」の始まりとなり・・・

「自ら」のコントロールを・・・

「誰か」に明け渡してしまう・・・

 

という面に繋がる怖れが出やすくもなります。
これは、自分自身では「判断」を下せない(なので誰かに決めて貰う)、、、という現象に現れやすくなります。
また、似たようなケースでは、未だに後を絶たない「開運商法」(これに関しましては2016年5月7日の第98回目のTOPICS『 五月病と開運商法 』なども参考になります)などとの「(負の)お見合いが成立」してしまう事象としても現れてきます。
そして、ここで多く見られるのが、