では、今見てきたケースは、時間的な余裕もほとんどなく、咄嗟に取った「行動」に現れる面を振り返ってみましたが、私達が何かを「行動」に移す前には、
「選択」
という面が最初に現れます。
そして、この「選択」には、
二者択一
複数の選択肢から選ぶ
これしかない!という選択肢(ただ、この場合でも、それを「選択する」のか「止めるのか」という意味では二者択一にもなり得ます)
などが考えられます。
「選択肢」があるという事は、それは同時に、何かを選ばなければならないという悩みや迷いとも表裏一体となります。
そして、そのような意味では、私も常に悩み迷ったりします(苦笑)
この「選択」で良かったのだろうか?
他には「選択肢」がなかったのだろうか?
良かれと思って取った「行動」が裏目に出てはいないだろうか?
など(笑)
そして、ここが今回のテーマの本当の趣旨となる「導き救う」という点ですが、
物事や出来事などにおいては・・・
100%や完璧という事はあり得ない・・・
それは、そこまでの「結果」でも同様である・・・
という本質です。
勿論ここには、常に不満がつきまとうという意味でもなく、満足を感じてはいけないという意味でもありません。
もうお分かりの事かもしれませんが、
「選択」や「結果」に100%や完璧を求めると・・・
それ自体が自分を(「行動」を含め)「制限」する事に繋がる・・・
という事です。
そして、最初にコメントした通り、
(必要以上に)制限を課してしまうと・・・
出来る事は、課した制限よりもかなり低い部分でしか達成出来なくなってしまう・・・
という「結果」に繋がる可能性が出てくるという意味合いです。
そして、ここから出てきた「結果」のみに捕らわれてしまうと、
その後のあなたの「行動」を・・・
自分自身で、さらに「制限」してしまう・・・
という「自縄自縛(じじょうじばく)」の状態に陥りやすくなってしまいます。
繰り返しですが、
物事や出来事・・・
そして・・・
様々な「選択」や「行動」・・・
ましてや、それに伴う「結果」においては・・・
100%や完璧という事はあり得ない・・・
という面を頭の片隅にでも入れて置いてみて下さい。
そして、この視点から導かれるのが、
その時に出来る範囲内での最善を尽くしてみる事で大丈夫!
との方向性に、あなたを「導き救う」という面にも繋がっていきます。
そして、お正月に「芸能人格付けチェック」(テレビ朝日)という番組が放映されておりましたが、個人連勝記録を続けているGACKT(ガクト)さんが、次のような事を述べておりました。