名前をなくした女神・・・は・・・ ~アイデンティティーを見失わない為に~ 

他者を活用する

 

というのは、とても効果的です。
勿論、自分で自分の内面に入り、自分を探し出すというのも大切な事です。
しかし、先の3番目の質問のように、

 

自分の内面に見え隠れしているものは、自分ではなかなか気づき辛い

 

という側面もあります。
そこで、まず、あなたが自分自身を知るために、今回の、

 

自分は、誰ですか?
自分は、どういう人ですか?
自分は、何者ですか?

 

と自分に問いかけると同時に、様々な人とのコミュニケーションを取っていく事で、

 

自分の事がより理解出来るようになる
と同時に、
今まで以上に、相手の中に見え隠れしている、相手の本質を見つけやすくなる

 

というポジティブなスパイラル(循環)が自然と起こっていきます。
今回ご紹介した「名前をなくした女神」というドラマでも、コミュニケーションをしているようでいて、本質部分のコミュニケーションがなされていない事で、様々な感情が問題を引き起こしていきます。
そして、一つの視点としては、人間関係における様々なトラブルの発端となりやすいのは、

 

コミュニケーションの方法にあるのではなく・・・
コミュニケーションが取られていない部分・箇所に見つけ出す事が出来る・・・

 

とも、よく言われます。
そして、さらに、このドラマ内でも「ママ友」同士の不仲が、

 

お子さん同士の不仲を引き起こそうと、親側が働きかけてしまう

 

というように、無関係のお子さんなどをも巻き込んでいってしまいます。
皆さんも日常においては様々なコミュニケーションを行っている事と思われます。
そして、そのような中で、嫌な感じ・・・気に障る・・・などと感じた際は、今回のテーマのように、

 

自分を知り・・・相手を知る・・・

 

という点を活用すると同時に、何かコミュニケーションが上手くいっていないなぁと感じる際は、

 

そのコミュニケーションの中に、第三者が関与していないか・・・?

 

という点も探し出してみて下さい。
この第三者というのは、今回のドラマを例に取ると、子ども同士の人間関係に影響を及ぼそうとしている親側の事です。
コミュニケーションにおけるトラブルの多くには、

 

このような第三者の存在が見え隠れしている

 

という事がよくあります。
そして、この第三者は一見すると善意の場合もありますが、本当の意味での悪意の場合も残念ながら存在します。
そして、本当の意味での悪意であれば関係性を変えたり、時には勇気を持って関係性を断ち切るという事も必要になる事もあるかもしれません。
そして、コミュニケーションを変えたり、断ち切る際には、その前に、

 

第三者の悪意が・・・
本当の意味での悪意なのか・・・
あるいは、
第三者が自分の事をあまり理解していないが故の悪気の無さなのか・・・

 

を判断してみて下さい。
コミュニケーションにおいては良い悪いという方法は本来は存在しません。
コミュニケーションの方法は様々あって当然ですし、それぞれが良さも持っています。
ただ、最初の質問に現されるように、