あなたの心の「間(ま)」を「魔(ま)」に変えないために ~幸せへの伸びしろ~ 

あなたは「自分には力がある」という素晴らしい能力を放棄してしまう

 

という事に繋がっていきます。
つまり、

 

不幸の責任転嫁

 

をしてしまうということです。
そして、ここで、大きな想像力を働かせてみて下さい。
もし、仮にあなたが不幸の手紙やメールを送りつけることによって相対的に幸せを感じ得たとし、送りつけられた他の人が、またまた他の人に送りつけることによって相対的な幸せを感じる・・・これが繰り返され続ける・・・もう、お分かりでしょうが、ネズミ講と一緒で、

 

最後には「幸せ」が無くなってしまう

 

という状況が「あっという間」に作り出されてしまいます。
そして、

 

あなたの周りの全員が「不幸」と感じている世の中で、あなたは「幸せ」を感じ入る事が出来るでしょうか?

 

そして、このような行為が繰り返されることにより、

 

いつしか・・・「間(ま)」が「魔(ま)」に変質してしまう

 

という状況に繋がってしまいます。
そして、実は、このような仕組みは不幸の手紙やメールなどの、全くの他人から一方的に送りつけられるケースに限りません。

 

身近に潜む、他の人の悪口や、根も葉もない噂を垂れ流す

 

というのも同様です。
そして、このような行為が人間関係を悪化させる原因となっている事は、このTOPICSをお読み頂いている皆さんには充分ご理解頂けていると思います。
このような行為に荷担してしまうということは、

 

自らを低いレベルに陥れ、ネガティブな意味での「類は友を呼ぶ」

 

という悪循環を自らが招いてしまうことになります。
ここまでお読み頂いて、若干気持ちが落ち込み気味の方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です!
先ほど私は、

 

「不幸」には「欠けて」いる点があるが故に「不完全」
であり、
「幸せ」はそれ自体が「完全」であり「積み重ね」が可能

 

とお伝え致しました。
そして、他の人や状況を悪用して「間(ま)」を埋めようとすると、悪循環に陥りがちになりますが、

 

私達の誰もが力を持っている

 

という点を今一度思い出し、そして、

 

その「自分の力」を「欠けて」いる?と思われる所に埋めようと決める
と、その瞬間に
「幸せ」へと転嫁し、あとは「積み重ねる」だけ

 

で大丈夫という事になります。
繰り返しですが、低いレベルの思念には、あなたが自らの「間(ま)」に招き入れない限り、不幸なことも起こりませんし、「魔(ま)」に変質してしまうこともありません。
そして、今回のテーマのような「間違い」を犯す事なく、自分には力があるんだ、という点を、自信を持ってみて下さい。
ちなみに、ここでの「力」というのは、自分の望む人生を創り上げていく際に、他の人をむやみに巻き込む事もなく、他の人の何かを奪ったり傷付けたりせずとも、自分の人生を実現出来る「力」という意味合いです。

 

なお、「人の思念」の影響についてですが、確かに私達の誰もが持っている「思念」には「力」があり「実体」があります。
そして、本来これは悪影響を及ぼす性質のものではありません。
ただ、誰かに対する「過度の心配や不安など」をあなたが持ち過ぎてしまうと、相手の方は無意識ながらも「重荷と感じる」というケースは実際にあります。
相手への気遣いから「心配や不安など」を覚えてしまう事があるのもよく理解出来ますし、私自身も同様ですが、

 

「過度」になり過ぎない

 

という点を意識していれば、それで大丈夫です。
そして、どうしても「過度」に思えてしまう点があるのであれば、押し付けにならぬように、その「過度の部分」に対応している「思い」を、相手に対する何らかのポジティブな「行動」で示すという風にしてみて下さい。
そのように「過度の思い」を「行動」に転嫁することで、相手への「過度な思念」が「適切なレベル」に自然と落ち着くようになっていきます。

 

「間(ま)」は誰にでもありますし、それを怖れる必要性もありません。
別の視点から見ると、