無意識が教えてくれる「しっくり感」 ~利き指テストから体感してみる~

そうです、また手の入れ替えをして、最初に一番上に来ていた親指が元の位置に納まっています、、、、、

 

さあ、今の感じはどうでしょうか?

 

それでは、「手を組む」のを止めて、このTOPICSを読み進めてみて下さい。
短く簡単なヒプノセラピー(催眠療法)はこれで終了です。
もうすでに、全ての催眠は解除されていますので、ご安心下さい。

 

では、ここからは普段通りに進めていきます。
最初に「手を組む」仕草をした時には、ほとんどの方は何も感じなかったことと思います。
そして、次に手の入れ替えをして、逆になるよう「手を組む」仕草をして貰った時には、多くの方が「何か」を感じていたかと思います。
その多くは、

 

違和感・・・・・

 

ではないでしょうか?
そして、再度手を入れ替えして貰って、最初に「手を組んだ」状態に戻した時には、収まるべき所に収まったような、

 

しっくり感・・・・・

 

を感じませんでしたでしょうか?
勿論、「しっくり感」というのは一つの例えの表現であり、他の表現でも構いません。

 

それでは、ここであなたが小さかった頃を思い出してみて下さい。
あなたが最初に「手を組んだ」状態や仕草は、あなたが小さかった頃に、

 

誰かに教えて貰ったのでしょうか?
あるいは、
一生懸命に練習してその状態に至ったのでしょうか?

 

おそらく、どちらも当てはまらないことと思います。
誰に教わった訳でもなく、あるいは、練習した訳でもなく、あなたが最初に「手を組んだ」時の感覚、、、、、それが、

 

無意識が教えてくれる「しっくり感」

 

です。
あるいは、無意識が知っている「しっくり感」でも良いでしょう。

 

感覚というのは人それぞれ様々です。
ある感覚が嫌いな人もいれば、その感覚を楽しむ人もいます。
バンジージャンプや飛行機の離陸時の感覚などが例えとして挙げられるかもしれません。
このような感覚というのは、習慣で知らず知らずの間に身に付いていくものも勿論あります。
しかし時には、どこで、いつ、身に付いたのか分からない、

 

まるで産まれる前から知っていたかのような感覚

 

というのも皆さんそれぞれお持ちかもしれません。
今回のテーマは「余韻」も楽しみの一つですので、あと少しだけ短く続けます。