素敵な思いに味付けを ~ボランティア活動や支援物資などの視点も~

先の私の兵庫への救援物資のように、届けられた物資の箱を空け、その中の物資を仕分けしていくだけでも、大変な労力とマンパワーが必要になり、勿論時間もかかります。
私のように「見繕った物資」は、現状では役に立たず、逆にありがた迷惑になってしまう可能性が大きいです。

 

私達の多くは芸能人などのように、ヘリコプターやトラックを活用して大量に物資を送り届けることは出来ません。
TVなどでも多くの情報が出ていますのでお分かりかと思いますが、物資を送る際は、お水ならお水、あるいは、ティッシュペーパーならティッシュペーパーというように1種類に限定し、ダンボールに「お水のみ在中」などと書いてあげれば、現地で仕分けをしている方々にとっても役に立つことと思われます。

ここが「味付け」という意味合いになります。

 

また、「義援金」のような「お金の支援」もあります。
「お金の支援」というと、「冷たい」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、例えば、お家が全壊していなくとも、家の中は足の踏み場もない状況で、色々な物が損壊されている所も多々あることでしょう。
このような際、日常生活に移行していく時にはお皿やお茶碗などもすぐに必要になります。

また、これから先の長い復旧などに際しては、ボランティアで手伝ってくれている方々にお茶の1杯でもご馳走したいと思われる被災者の方もいるかもしれません。
お皿を買う、お茶を差し上げる時に必要なのは「お金」になります。

 

勿論、「義援金」が直接お皿やお茶に変わる訳ではありません。
しかし、間接的には同じことになっていきます。
「義援金」の使われ方、あるいは、配分の仕方などは目の届かない所で行われていることもあって、東日本大震災の時も問題になったケースもありましたが、目的別、地域別に義援金を募っている自治体や団体などもあります。

また、スーパーなどでは募金箱も設置されています。
夕食を買った際のお釣りの1円でも2円でも立派な支援になります。

 

素敵な思いから行う支援において、正解も間違いもありません
ただ、せっかくの素敵な支援が、私が行った兵庫への救援物資、あるいは、お寿司の例のように、味気のない、あるいは食べる気が失せてしまうようなことにならないよう、もし何か支援をと考えている方は、

 

あなた自身の味付け

 

を行ってみてはいかがでしょうか。
そして、私のように「見繕う」のではなく、

 

各自がシンプルに行う

 

ことで、不思議と収まるところに収まることも多々あります。
なお、お知り合いなどの方から要望があるようなケースでは、色々「見繕って」あげることは大きな力になることでしょう。

また、私が定期的に水素水を購入している会社が熊本県の菊池市にあります。
設備が一部損壊し、また、周辺の被災された方々へ水素水を優先的に配布するので、復旧までの遅配や受付休止の案内などがなされておりました。
被災していない私達がすぐに必要ではない場合に「待つ」というのも一つの支援のあり方です。

 

そして、支援は「物資」や「お金」だけではありません。
平穏を祈ることも素敵な支援になります。
祈りは神や仏である必要性はありません。心の中の祈りで充分です。
あなたの「心の中の思い」は必ず届きます。
そして、東日本大震災もまだ復興の途上にあります、、、、、

 

「味付け」は今回のような震災に限りません。
人生の至る所で「味付け」をすることにより、人生をさらに彩ることも出来ます。

そして、予断の許されない状況が続く中、心が揺れ動くこともあるかもしれませんが、「あなた自身の日常」をしっかりと送ることも、とても大切なことです、、、、、

 

ちなみに、今回と関連したテーマと致しましては2016年11月5日の第122回目のTOPICS『 「食」という身近な第六感 』、2016年6月3日の第102回目のTOPICS『 立体迷路と灯台もと暗し 』などもございます。

 

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