映画 「オデッセイ」 からの 「I will Survive」

第89回:『 映画 「オデッセイ」 からの 「I will Survive」 』
【 参照キーワード:映画オデッセイ、映画バック トゥ・ザ フューチャー、ディスコミュージック 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

「信長協奏曲」「さらば あぶない刑事」に続き、先日、今年3本目となる映画「オデッセイ」を観てきました。
この映画は、火星に一人取り残された主人公マット・デイモンが、生き残りを賭けサバイバルをし、果たして地球に帰還出来るのか!?という内容です。

 

スリリングなテーマですが、劇中にはコミカルな要素も多く、火星という未来(近い将来?)の舞台設定でありながらも、劇中の曲として、1970年代のディスコ・ミュージックが採用されているなど、とても見やすい映画でした。

 

そして、この映画のエンディング曲として、グロリア・ゲイナーの「I will Survive」という曲が流れていました。
私は洋楽はあまり詳しくないのですが、この曲に関しては、以前のTOPICS「スピリチュアルなドラマ」でご紹介した、「ミディアム~霊能捜査官 アリソン・デュボア~」のシーズン2:第二話「リフレイン」において、殺人事件の被害者から届けられるメッセージの方法として、とても印象深い使われ方をしていたので、記憶に残っていました。

 

そこで、今回のテーマの内容に入っていきます。
ちなみに、「Survive」とは「生き残る」という意味で、よく「サバイバル」として使われています。

 

ところで、皆さんも中学校の英語の授業で、「I will ~ 」「I can ~ 」という内容を学んだかと思います。
「will」は未来形として「 ~ だろう」、そして、「can」は「 ~ できる」というように習った方が多いと思います。

 

そこでは、「I will Survive」「I can Survive」もほとんど同じ意味とされています。
しかし、実は英語のニュアンスとしては大きな違いが秘められています。

 

「I can Survive」は「私は、生き残ることができる」という訳になるでしょうが、
「I will Survive」の本来の訳としては、

 

「私は、これから先、何があろうとも、生き抜いてみせる!」

 

という訳になります。
日本風の英語では、どちらかと言えば「can( ~ できる)」の方が力強さを感じるように思いますが、先の訳の通り、本来は「will( ~ だろう)」の方が力強さを伴っています。
では、この違いはどこから来るのでしょうか?
それは、

 

「 未来形 」である

 

という所です。
つまり、「I will ~ 」という表現には、

 

「今から私は、これから先、何があろうとも、 ~ してみせる、~し抜いてみせる」という「自己宣言」の意思

 

貫かれています。
たった数語の単語において、この中には、日本語の表現では全く違った表現になることが表されています。

 

ご存じの皆さんも多いかもしれませんが、「バック トゥ・ザ フューチャー」という映画があります。
これはタイムマシーンであるデロリアン号で、「過去」「未来」を行き来する物語です。

「過去」から「今現在」に必死に戻ろうとし、「未来」から「今現在」に必死に戻ろうとする所が山場でもあります。
実はこの映画においても、