第81回:『 天使の証明 ~「有る」という概念&「無い」という概念の関係性から~ 』
【 その他参照ワード:悪魔の証明、思考の実現法 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
今回は天使が実在するか否かの話ではありません!
ある一つの概念の話であり、好意的に表現すれば「論理的」に考える、平たく表現すれば「理屈っぽい」と言えるかもしれません(笑)
ただ、イメージだけでも捉えて貰えれば、新たな視点に繋がっていきます!
なお、天使が実在するか否かは、よく悪魔が実在するか否かの「悪魔の証明」で多くが論じられますが、どちらでも「同じ視点」に繋がるので、今回は少しでもポジティブなイメージを伴う天使を取り上げます(笑)
【 2つの証明手段 】
天使が実在するか否かを証明するには、以下の2通りの手段があります!
天使が実在することを証明する
あるいは
天使が実在しないことを証明する
では、どちらの方がより効率的で有効でしょうか???
「実在することを証明する」には痕跡を発見する、目撃者の証言を集める、ビデオに撮影するなど、様々な手段が考えられます。
一方の「実在しないことを証明する」には、どのような手段があるでしょうか???
科学的検証で発見出来ないから実在しない、脳が生み出した妄想などの、様々な反証も成り立つでしょう(笑)
【 実在しないことの証明は(ほぼ)不可能 】
しかし、実在しないことの証明は現時点では成立し得ません!!!
「科学的検証で発見出来ないから実在しない」というのは、むしろ科学的な発想を持つ研究者であれば違和感を持つはずです。
なぜなら、目に見える見えないに関わらず、様々な現象を解明しようと歩み続けることが科学の命題だからです(笑)
また、現時点では脳の機能の全てが解明されている訳では全くありません。
むしろ、解明された!?と思われる脳の機能も、未だにごくごく僅かの部分です。
勿論、将来的には脳の機能の全てが解明される日が来るかもしれません。
しかし、仮にビデオに撮影された天使の画像を分析し、それが意図的に作成されたものでなければ、脳の機能とは別問題です(笑)
この場合では、更に詳細に科学的な映像の分析、光学上の影響、大気中のガスなどを調査していくでしょう。
そして、「実在しないことを証明する」には、調査を続行し続ける必要性が生じます、、、
言い換えれば、「天使が実在しないことを証明する」には、
全ての可能性を、あらゆる面を含めて調査し続けなければならない!!!
ということです!
そして「実在しない」ことを、あらゆる面を含めて調査するのは、
実は、ほぼ不可能である!!!
ということになります(笑)
「実在することを証明する」には痕跡を発見し、更に検証していくことで可能性は広がっていきます。
ノーベル賞でも「過去」の一つの発見が、「現代の新しい」発見と地下深い所の水脈のように繋がっているのは分かるでしょう(笑)
しかし、「実在しない」あるいは「現象が無い」ことを証明するには「あらゆる可能性を潰していく」こと、つまり、
永遠に続けざるを得ない・・・
ということになります!
そして今回の話には、実は裏のテーマが隠されています、、、(笑)