遺産からの気づき ~身近な幸せと同じく気づけるか気づけないか~

しかし、常に「自分の幸せ」を誰かから指摘されるまでは「気づかない」でいると、感性が鈍くなっていくようにも思います。
そして、いつの間にか「自分の幸せ」が「他人による幸せ」に変換されてしまっているかもしれません。
つまり、誰かが評価してくれなければ「自分は幸せではない」という風にもなりかねません。

 

ここでお話していることは、「他人に尽くすのが私の幸せ」「誰かの笑顔のために自分は頑張れる」などの大我の視点のことではありません。
このような心持ちがあることは素晴らしいことと思います。
ここでお伝えしていることは、「自分の幸せの価値・基準を他人任せにしない」ということです。

 

つまり「自分の幸せ」は自らが「気づいて」いくということです。
よく、「不幸せ」を数えたらきりが無いけど、「幸せ」を数えたら片手でも余りある、という表現もなされたりします。

 

白神山地のように、古来から存在していた、そして、これからも存在し続けるであろう「自然そのもの」が世界自然遺産に登録されています。

自らが自分のことに「気づく」ことによって、「幸せ」は着実に増えていくことと思いますが、皆様はいかが思われるでしょうか、、、?

 

そして、ここから先は余談と個人的見解であり、また政治的意図もないことをご了承下さい。
先にも触れました、明治日本の産業革命遺産ですが、これには他国からの批判も少なからずなされているようです。
このことにつきまして意見を論じるつもりはありませんが、今回の明治日本の産業革命遺産の中には、海軍所跡、砲台を建設していた反射炉、その他造船や製鉄などの施設が含まれています。
そして、この明治日本の産業革命の一つのスローガンとして「富国強兵」が叫ばれていました。
また、通常国内の文化遺産の推薦は「文化庁」が行ってきましたが、今回は初めて「内閣官房」という部署が推薦したと言われています。

 

昨日、集団的自衛権などの行使を可能とする各種法制度の改正の閣議決定がなされました。
このような一連の動きと、今回の遺産登録には何か関係があるのでしょうか、、、、、

 

ちなみに、今回と関連したテーマと致しましては2022年11月19日の第434回目のTOPICS『 3つの落とし穴にご注意を! ~自己憐憫・共依存・責任転嫁~ 』、2018年8月18日の第215回目のTOPICS『 失う前に・・・気づけるように 』などもございます。

 

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