【 物語 】
昔、ギリシャにまだ神々がいた頃のお話です。
胸から上が女性、下はライオン、背中に翼のある怪物がいて、スフィンクスと呼ばれていました。
スフィンクスは頭が良く、それをとても誇りに思っていました。
そこでスフィンクスは、自分の頭の良さを証明する為に、ピキオン山の山中に潜み、そこを通り掛かる旅人を捕まえては、謎かけをする事にしました。

さあ、そのピキオン山に男がやって来ました。
男が山道を歩いていると、「 そこの者、待ちなさい! 」と、スフィンクスが崖から飛び降りて来て、目の前に立ちはだかりました。
「 ここを通りたいのですか。 ならば、この謎かけに答えて貰いましょう。 正解すれば、通してあげましょう。 」
「 お前のような化け物に、謎かけで負けるものか。 」
男はつい、挑戦を受けて立ちました。
「 では、いきますよ。 朝は四本足。 昼は二本足。 夕方は三本足。 この生き物は何ですか? 」
「 朝は四本、昼は二本・・・・・夕方は三本・・・・・? 」
旅の男は焦りました。
答えが全然分かりません。

「 そんな怪物、いるはずないだろう! 」
その途端、スフィンクスが男に飛び掛かります。
そして ー むしゃ、むしゃ、むしゃ。
男を頭から喰らってしまいました。
しばらくすると、また旅人がやって来ました。
スフィンクスは旅人の前に立ちはだかり、同じ謎かけを繰り返します。
「 朝は四本足。 昼は二本足。 夕方は三本足。 この生き物は何ですか? 」
「 ええ・・・・・? 」
スフィンクスは答えられない者を、片っ端から喰らっていきました。

スフィンクスがピキオン山で旅人を食べているという噂は、瞬く間に広がりました。
このままでは、恐ろしくてピキオン山を通れません。
「 私が退治してこよう。 」
名乗りを上げたのは、オイディプスという若者でした。
オイディプスは早速ピキオン山に向かい、山道を登り始めました。
「 そこの者、待ちなさい! 」
予想通り、スフィンクスが登場し、謎かけを挑んで来ました。
「 朝は四本足。 昼は二本足。 夕方は三本足。 この生き物は何ですか? 」

オイディプスはしばらく考えた後、「 人間だ。 人間は、朝・・・・・つまり赤ん坊の時はハイハイで進むから、四本足。 歩けるようになる・・・・・つまり昼になると、二本足。 夕方・・・・・年を取って足腰が弱ってくると、杖をついて歩くから三本足。 どうだ? 」
見事、正解です。
自分の頭の良さに自惚れていたスフィンクスは激しくショックを受け、そのまま崖から身を投げて死んでしまいました。

では、メタファーも終了し、シンプルに締め括ります!
【 真の上から目線とは 】
裁判(官)は、上から目線の最たるものと思えるかもしれません(笑)
ただ、世の中や社会では、
立場 & 役割
があります。
一方、スフィンクスは承認欲求を遙かに超えた、意識高い系を誇示するシンボルかもしれません(笑)
勿論、その為に旅人の命を奪うなど、非道そのものであり、あってはならない事です!
ただ、それと同時に、スフィンクスは「井の中の蛙大海を知らず」のように、
視野が狭く・・・
視点が少ない・・・
という事を意味しています。
そして、真の動機を裏支えしているのが、同じくTOPICSで幾度も伝えている、
《 自分のした事は自分に反ってくる 》!!!
との視点です!

そして、愚の骨頂までには至らない上から目線の中には、
ありがた迷惑 & 余計なお世話
もあるでしょう(笑)
あるいは、お節介も当てはまりますが、これらも真の動機が関係しているのが分かりますか???
そして、愚の骨頂に至る上から目線の原因が、
傲慢!!!
です!
そして、諭したり、叱ったりなどは、実際に大切で必要な場面も多々あります。
ただ、この時に行われているのは、
相手の為を想ってこそ
という真の動機です。
そして、同じく諭すでも、叱るでも、
大人から子どもへ向けてのみならず・・・
大人同士でも・・・
子ども同士でも・・・
時と場合によっては子どもから大人へ向けても・・・
常に双方向性で成り立つ!!!
というのが真の働きです!

故に、双方向性を崩壊させる原因が、
聞く耳を持たない
という、どちらかの姿勢です。
勿論、聞く耳を持って貰えるよう、上から目線になっていないか???などの、
振り返りも大切で必要!!!
です!
そして、
真の上から目線とは・・・
相手の意思に反し・・・
相手に作為(~させる)や不作為(~させない)を強いる・・・
つまり相手をコントロールする!!!
という真の動機が原因です!

ちなみに、このTOPICSも、上から目線や意識高い系と思いますか???(笑)
※ 関連TOPICSはこちら
・ 『 戦中写真とスパルタ教育から気づく心(内面)の狭間 ~全てを統合する真の動機~ 』
・ 『 アイヌ民族や文化からベールの先を見透かしてみる ~アイデンティティの統合~ 』
・ 『 教える・教わるという「目線」 ~新セミナー:様々な癒しのメソッドからも~ 』
・ 『 カスハラもお客様??? ~「お客様」を「お金様」として捉える落とし穴~ 』
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