【 キューバ危機がキッカケに 】
小学生の一平くんは、天体望遠鏡を買う「夢」を持っていました!
故に、お母さんのお手伝いをして、お駄賃を貯金していました(笑)

ある日の夜、一平くんが両親と一緒に夕食を食べていた所、ニュースで「キューバ危機」が報じられました。
ちなみに、キューバ危機とは、アメリカがキューバの海上封鎖をした事で、米ソの「核戦争勃発」の危機が高まった出来事です。
すると、一平くんはお父さんに尋ね、親子3人の会話が始まります、、、
一平くん:
『 でもアメリカとソ連の戦争なんだから、日本は大丈夫だよね? 』
お父さん:
『 だといいんだけど、日本にも、たくさん米軍基地があるから、当然、狙われるだろうなあ。 』
お母さん:
『 ご近所の奥さん達は、食料品なんか買い込んでるみたいよ。 うちも余分に買っといた方がいいかしらねえ。 』
お父さん:
『 やめとけ、やめとけ、今度戦争が起こったら、どうせ助かりっこないんだ。 』

【 命運を分けた2人の行動 】
角丸商事に勤務する、独身男性の代和木(よわき)さんがいます。
社内でキューバ危機の話が持ち上がる中、代和木さんは受付で働く友子さんを映画に誘った所、承諾を取り付けました。
一方、その頃の一平くんは貯金箱を「壊して」いました!
一平くん:
『 天体望遠鏡を買うまで生きてられそうもないし、貯金なんかしてもしようがないや。 265円か、これだけあれば豪遊出来るぞ。 』
そして、宿題があるとの理由で、遊びの誘いを断る友達に対し、一平くんは話します、、、
一平くん:
『 ハハハ、宿題だって!? 明日にも世界が滅びるっていうのに、何をおろかな事を言ってるんだい、君は・・・!! もうすぐみんな死んじゃうんだぜ、君も僕も学校の先生も・・・ 今さら勉強なんかして何になるっていうんだ。 』
そして、他の友達も呼び集め、一平くんの奢り(貯金)で豪勢にお菓子を買い入れ、秘密基地でキューバ危機の事を話していました。
その時の「皆(子ども達)の気持ち」が、次のものです、、、
『 大人になったらやりたい事がいっぱいあったのになあ・・・ 』

一方、映画を見終えた帰り道、代和木さんは友子さんに話します、、、
代和木さん:
『 友子さん、今日にも核戦争が始まってみんな死んでしまうかもしれない・・・ だから・・・ だから思いきって勇気を出して告白します。 友子さん、ぼ、僕と結婚してくれませんか? ずっと好きだったんです。 』
その夜のニュースで、キューバ危機が回避されたと報じられ、多くの人が喜びました!!!
しかし、翌日、一平くん達は「宿題をしていない」事で先生に怒られ、廊下に立たされました(笑)
一平くん:
『 でも先生、これはアメリカとソ連の責任なんです。 地球最後の日が来ると思って、つまりその・・・ 』
先生:
『 そんな言い訳は聞きません! 4人とも廊下で立っていなさい!! 』
そして、廊下に立たされながら、一平くん達は話します、、、
一平くん:
『 あーあ、最悪だなあ・・・ お小遣いも全部遣っちゃったし・・・ でも、みんな死んじゃうよりよかったけどさ・・・ 』
友達:
『 そうだよなあ・・・ 』

そして、友子さんも以前から代和木さんの事が好きで、2人は無事に結ばれました(笑)
では、メタファーも終了し、シンプルに締め括ります!
【 やってる感を遠ざけ変化を起こす 】
私達は、
空気が無ければ・・・
数分でダメになる・・・
という事実を、普通に当たり前に知っています。
しかし、
常に空気に囲まれていると・・・
空気「感」に気づき辛い・・・
というのも事実です。
それと同じく、
常に「やってる感」だけで・・・
お茶を濁していると・・・
何も変わらない・・・
という事実も、普通に当たり前に知っている「はず」です。

そして、
幸せとは・・・
恐れが無い状態!!!
と言われる事もあります!
故に、全てに当てはまる訳では無いにせよ、
恐れが無い状態を実現可能にする・・・
一番の幸せが・・・
出来事や物事の中には自分次第で・・・
変化させる事が出来るものがある!!!
という事です!

そして、
明日が普通に当たり前にやって来る・・・
そのように思えるのは幸せ・・・
なのかもしれません、、、(笑)
※ 関連TOPICSはこちら
・ 『 当たり前とは本当か!? ~地球から酸素が無くなる日~司馬遼太郎 氏の洞察より~ 』
・ 『 「やってる感」と「やった感」の違い!? ~私の受験体験から(笑)~ 』
・ 『 魂の視点に「普通(の人)」って有り?無し? ~自分を普通と捉えると他人は全て異常となる!?~ 』
・ 『 当たり前「?!」と思われる視点から「今」の自分を知る ~違和感の活用を~ 』
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