胸キュンの感性が人類を救う!? ~鍵を握る赤ちゃんの泣き声~

第580回:『 胸キュンの感性が人類を救う!? ~鍵を握る赤ちゃんの泣き声~ 』

【 その他参照ワード:ラフネス 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

胸キュンとの言葉は、もはや「死語」でしょうか???(笑)

そして、胸キュンは大きく2つに区別出来るかもしれません、、、

 

一つは、

 

恋心や憧れなどのトキメキ

 

もう一つは、

 

切なさなどを感じ・・・

胸がキュンと疼(うず)いたり・・・

キュッと縮こまる・・・

 

というケースです、、、

 

 

そして、今回はメタファー(物語や比喩・暗喩)を活用し、あなたなりに「考えて」貰う事に主眼を置いているが故に、私からのコメントは極力少なくします(笑)

 

では、漫画本『 三丁目の夕日 夕焼けの詩(うた) 』(作:西岸良平、小学館)から、第39巻掲載の「 心の色  」の物語を少し眺めます!

 

【 恋心の芽生え 】

夕日小学校に、亀尾春子ちゃんという女の子がいます。

春子ちゃんは男の子からイジメられ、春子ちゃんに一切の非は無いにも関わらず、気に入らないという勝手な理由で女の子からも嫌われ、いつも泣いていました。

そして、同じクラスの男の子の勝ちゃんは、イジメには荷担せずとも、

 

春子ちゃんの日々繰り返される同じ光景を・・・

他人事として傍観・・・

 

していました。

 

ある日の帰り道、春子ちゃんが四つ葉のクローバーを探している所を、勝ちゃんが通り掛かりました。

面白そうと思った勝ちゃんも一緒に探し始めるものの、なかなか見つかりません。

すると、春子ちゃんが見つけ、勝ちゃんにプレゼントしました!

勝ちゃんの中に、何となく春子ちゃんへの恋心が芽生え始めました(笑)

 

 

【 すれ違う二人 】

翌日、クラスで春子ちゃんがイジメられていたので、喧嘩の強い勝ちゃんは、これ以上イジメると自分が相手になるぞ!と助けました。

それ以降、春子ちゃんはイジメられなくなり、春子ちゃんの方が積極的とは言え、一緒に帰ったり、家で遊んだりなど仲良くしていました。

しかし、次第に勝ちゃんの方が距離を取るようになりました、、、

 

勝ちゃんの心の声:
『 あーあ、気が重いなあ・・・ 本当言うと、もう、あいつと付き合いたくないんだよなー。 おままごとや人形遊びなんて、つまらないし・・・ 話題も合わなくて、疲れるんだ。 でも不思議だなあ。 それでも前は、一緒にいるだけで楽しかったのに。 おいら、飽きっぽいのかなあ・・・ ベタベタまとわりつかれるのさえ、嬉しかったのに・・・ 今はうっとうしいだけだなんて・・・ あーあ、あの時の胸のトキメキ・・・ あれは、何だったんだろうなあ・・・ 』

 

一方、春子ちゃんも勝ちゃんに避けられているのを感じ始め、寂しく悲しい思いをしていました。

そこで、再び仲良くして貰う為に、春子ちゃんは勝ちゃんにチョコレートをプレゼントする事にしました!

しかし、勝ちゃんは「いらない」「嫌い」「もう付き合いたくない」「つきまとうな」などと怒り出し、春子ちゃんを突き放しました、、、

 

春子ちゃん:
『 ・・・ひどい。 そんなのひどいよ、勝ちゃん。 後でそんな事言うなら、最初から優しくなんかしてくれなければいいのに。 イジメっ子のほうが、まだマシよぉ!! 』

 

涙を浮かべ、泣きながら去って行く春子ちゃんを目にし、勝ちゃんは、

 

心にグサッ

 

と刺さるような、「何か」を感じました、、、

 

 

【 真の優しさを体現した春子ちゃん 】

家で泣いている春子ちゃんを見て、姉が色々とアドバイスをしました。

そして、春子ちゃんは、

 

アドバイスの全てを納得や理解出来た訳では無くとも・・・

自分なりに受け取り、解釈し・・・

勝ちゃんの事を想いながら考える・・・

 

という取り組みをしました。

 

一方の勝ちゃんは、涙顔の春子ちゃんを思い浮かべ、

 

良心の呵責 & 自己嫌悪 & 罪悪感

 

を抱え、自分は最低だと落ち込みながら、家に戻る途中でした。

すると、春子ちゃんが笑顔で手を振って、勝ちゃんを待っていました。

 

春子ちゃん:
『 いいのよ、勝ちゃん。 もう遊んでくれって言わないから。 ごめんね、しつこくして・・・ 最後にお別れが言いたかったの。 仲良くしてくれてありがとう・・・ そして、さようならって。 じゃあね、バイバイ。 』

 

春子ちゃんは目に涙を浮かべ、走り去りました、、、

 

勝ちゃん:
『 、亀尾・・・ 亀尾・・・ 』

 

勝ちゃんは、遠ざかる春子ちゃんの背中を見ながら、

 

胸がキュン

 

としました、、、

 

 

では、メタファーは終了し、装いも雰囲気も何もかも、ガラッと視点を変えます!!!

 

そこで、番組『 ETV特集 』(Eテレ)から、「 ヒロシマからの手紙 “ 原爆 ” を綴(つづ)ったアメリカ人たち 」の回を少し眺めます!