正論を武器にすると本末転倒に陥る ~人工妊娠中絶の分断から~

【 十把一絡げはダメ 】

どのような事情や背景の妊娠であっても、

 

生まれて来る子どもに罪はない

 

というのは「ど真ん中の正論」でしょう。

また、それと同時に、事実であり真実です。

 

 

そして、

 

自ら(母体)の命を賭してでも、子どもを産む女性もいて・・・

母体も胎児も救おうと、奮闘している医師もいる・・・

 

というのも、事実であり真実です。

そして、性欲を満たす為だけ、あるいは、享楽的な性の氾濫が理由の中絶は、好ましからぬ事であるのは、その通りです。

 

ただ、人それぞれに様々な事情や背景がある中で、

 

全てを十把一絡げにするのも好ましくない

 

というのも、「ある種の」正論です。

 

 

そして、今回の人工妊娠中絶による「分断」では、

 

誰が「誰を」守ろうとしているのか・・・

誰が「何を」守ろうとしているのか・・・

そして、今回のテーマの本末転倒に陥る「真意」とは・・・

 

あなたであれば、どのように「考え」ますか???

 

そして、私は、

 

中絶を肯定している訳でもなければ、正論を否定している訳でもなく・・・

中絶を否定している訳でもなければ、正論を肯定している訳でもない・・・

 

この「微妙な差異」が分かりますか???

 

 

一つには、養子制度の更なる充実や、施設の更なる拡充、また、経済的支援などの「現実的手段」の活用も、同時に大切で必要という視点が含まれます。

 

【 解決の鍵となるのは 】

今回のアメリカのケースでは、「宗教観」が多分に影響しているのは否めません。

ただ、人工妊娠中絶にせよ、宗教観にせよ、政治的主張にせよ、その他のあらゆる面にせよ、

 

最も問われるのは真の動機!!!

 

という視点が当てはまります!

そして、

 

一つの議論(テーマ)に「目を背ける」と、他のあらゆる事象にも悪影響を及ぼし・・・

一つの議論(テーマ)だけでも「摺り合わせ」が出来れば、他のあらゆる事象の解決に結び付く・・・

 

という事になります。

これが、TOPICSで幾度も伝えている、

 

物事や出来事は大なり小なり、それぞれを「反映」している

 

という視点です。

 

 

故に、

 

分断の「解決の鍵」を握っているのも・・・

肯定と否定の、微妙な差異を「埋める」事を可能にするのも・・・

やはり、真の動機である!!!

 

という事です!

 

ちなみに、宗派は様々あれど、アメリカの主教はキリスト教です。

私はキリスト教徒でもなく、無宗教ですが、イエス・キリストは好きです(笑)

 

そして、イエスの言葉に、次のものがあります、、、

 

誰も二人の主人に仕えることは出来ない

汝の敵を愛せよ

人を裁くこと勿(なか)れ

 

これも、あなたであれば、どのように「捉え」ますか???(笑)

 

※ 関連TOPICSはこちら

・ 『 近親婚や近親交配を魂の視点から考える ~今さらながらの!?冬ソナも~ 』

・ 『 気づいていながら何もしない(不作為)という愚かさ ~医療的ケア児や特定妊婦のケースも~ 』

・ 『 真の動機が問われるとは ~(人工妊娠)中絶と精子提供(精子取引)から~ 』

 

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