第538回:『 ジェンダーサイエンスから性差を考える ~中性化が鍵を握る!?~ 』
【 その他参照ワード:ジェンダーバイアス、テストステロンシャワー、性ホルモン、性差医学、モザイク脳、LGBTQ 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
「DEI」という言葉(略語)を、聞いた事はありますか???
「DEI」とは、
Diversity : 多様性
Equity : 公平性
Inclusion : 包摂性
という、3つの頭文字を取った言葉です!
ところで、特に今年(2024年)に入ってから、例えばLGBTQに関しても、「理解や擁護し過ぎではないか!?」などの声が増えています。
そこで、
「元に戻る」事と、「逆行」は性質も意味も違い・・・
何より、その後の展開がガラッと変わってしまう・・・
という事が、最初のポイントです!
では、番組『 NHKスペシャル ジェンダーサイエンス(1) 』(NHK)から、「男X女 性差の真実」の回を少し眺めます!
そして、この番組が放映されたのが「2021年」で、今は「2024年」です、、、
この「時の経過」も、今回のポイントの一つです!
【 AI(人工知能)のジェンダーバイアス 】
まず、最初に、
ジェンダーとは、社会的文化的に作られた男女の区別(性)
という定義です。
つまり、社会や私達の中にある「男女は違う」という考えや意識の事です。
ところで、AI(人工知能)が1枚の写真から、その人の「特徴」を読み取る実験が行われました。
すると、AIは、
男性では、洋服や背景を重視
女性では、容姿のみを重視
という傾向が高く出ました。
これにより、AIにも、
ジェンダーバイアス(不公平や偏見)が存在する
という実態が判明しました。
ただ、AIは「独自の学びや判断」をしているのではなく、
世の中や社会に、「既に存在している情報」を元に学びや判断をしている
のが実態です。