【 動的平衡とは 】
その後の福岡 氏は、食べ物と人間の関係から生命を探る研究を始めます。
そして、
食べた物の一部は・・・
古くなった体の一部(細胞など)と入れ替わる事で・・・
体の新たな一部となり・・・
古くなった一部がウンチとして排出される・・・
という流れが判明しました。
そして、この流れから、
物質レベルでは・・・
生命は絶えず作り替えられ・・・
交換されている・・・
との結果が得られました。
そして、この結果に関し、福岡 氏は以下の通り表現します、、、
それが、
1年前の自分と・・・
今日の自分は別人!!!

そして、ここ迄の全ての流れを網羅したのが、
動的平衡 = 生命は絶え間のない流れの中で合成と分解がバランスをとっている
と、福岡 氏は提唱します!
少し表現を変えると、
各々の役割を全うしつつ・・・
一部が欠けた(不足した)としても・・・
他の部分が機能を補うように生命は働いている・・・
という事です。
これは、TOPICSで伝えている《 調和とバランス 》の視点とも、「繋がり」&「重なり」ますが、
生命の中で行われている現象は・・・
自らで自ら(の一部)を・・・
絶えず壊し続けている・・・
という事です。
いわゆる、「新陳代謝」ですが、機械などの「物」ではあり得ない現象です、、、

【 エントロピー増大の法則とは 】
このような生命の流れ(仕組み・働き・機能)の理由に関し、福岡 氏は以下の説明をします、、、
それが、
宇宙の大原則と言われる・・・
エントロピー増大の法則(秩序があるものは、秩序がない方向にしか動かない)への・・・
生命の対応手段(エントロピーに飲み込まれない為に)だから・・・
そして、更に次の視点も加味しています、、、
それが、
生命に「部分」は無い
つまり、
生命は部分のみでは機能しない・・・
全ての部分が他の部分と・・・
相補(協働)関係にある・・・

そして、福岡 氏は動的平衡を崩した一つの事例が、
経済効率(速く・大きく育てる)だけを追求し・・・
本来は草食動物の牛の餌に・・・
他の動物の死骸を混ぜ・・・
牛を肉食動物に《 人工的に変えてしまった 》事で・・・
狂牛病を発症させ・・・
発症した牛を食べた人間も動的平衡を崩し・・・
ヤコブ病を発症させた・・・
と指摘しています、、、
そして、福岡 氏は狂牛病と似た事例が、
人間の《 脳死と脳始 》でも生じている
と警鐘を鳴らします、、、

【 死の3兆候とは 】
セミナー「 日常生活に活かす! スピリチュアル エッセンス ~地に足を着けて生きる実践活用法~ 」(参照TOPICSはこちら)でも取り上げている一つに、医療現場で活用される《 死の3兆候 》があります。
① 心拍の停止(心臓)
② 呼吸の停止(肺)
③ 瞳孔反応の消失(脳)
この3つの兆候が見られると、死亡を宣告する為に活用されています、、、
しかし、実は死の3兆候は、
医師の《 経験則 》に過ぎず・・・
未だに絶対的な《 確証 》は無い・・・
というのが定説です、、、

【 脳死に留まらない問題 】
しかし、現在は《 死の3兆候 》より前の段階に当たる、
《 脳死 》を死と定義した事で・・・
死が人為的に早められ・・・
死の3兆候と脳死の《 間(狭間) 》も・・・
人為的に新たに作り出された事で・・・
間(狭間)での臓器移植(臓器売買)という・・・
新しい産業が生まれている・・・
と、福岡 氏は指摘します。
臓器移植の是非はともかく、臓器移植により救われる命もあるでしょう、、、
しかし、死の定義が脳死に変わった事で、
生の定義にも・・・
人の手が加えられる・・・
という事態が、既に起こっています、、、
