思考と言葉と文字の関係 ~人間と動植物でも同じ!?~:より丁寧なコミュニケーションへ

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皆さんは間違わずにちゃんと「読めました」でしょうか???(笑)
ちなみに、2021年10月30日の第380回目のTOPICS『 言葉を越える!?越えられる!? 』では、これと同じ性質である「タイポグリセミア現象」にも既に触れておりました!

また、この番組では前回のTOPICSで出て来ました『 ゲシュタルト崩壊 』も扱われておりましたが、全く《 別のテーマ同士 》でありながらも、どこかで「繋がり」と「重なり」が出てくる(存在している)好例!?かもしれません(笑)

 

なお、文字の読み書きが苦手な《 ディスレクシア(発達性読み書き障がい) 》と呼ばれる症例もありますが、これは英語圏では人口の約10~15%ほどの人に該当するとの研究もあり、日本でも30人のクラスがあれば2~3人ほどいても不思議ではないとの調査もありますが、「文字たる書き言葉」ではなく、「会話という話し言葉」をコミュニケーションに活用する事によって色々な事を覚えていく事も出来ますので!

 

また、「ち」と「さ」や、「b」と「d」などのように、文字を反対に書いてしまう事象は《  鏡文字(反転文字) 》と呼ばれておりますが、文字を学ぶ過程にある小さなお子さんではよく生じるケースであり、世界中でも共通している事象だそうなので、あまり気にする必要性もないそうです!

では、ここ迄は《 人間 》についての内容でした!!!

 

次はNHKスペシャル『 超・進化論(1) 植物からのメッセージ ~地球を彩る驚異の世界~ 』という番組から少しご紹介して参ります!

現在の陸上における生物の総重量は470Gt(ギガトン)となりますが、人間、動物、そして微生物の全部を合わせても重量はその中の約4.5%に過ぎません(笑)
つまり、陸上における残りの重量の全てを占めているのが植物となっています!

では、埼玉大学で植物生理学の研究をしている豊田 正嗣 氏の発表に進む前に、豊田 氏のコメントです。

 

豊田 氏:
『 植物というのは触っても何も反応しないですし、何も感じていない鈍感な生き物だと感じられるかもしれないんですけれども、実は全くそうではなくて、植物は動物と変わらないぐらい、凄く鋭敏かつ感度よく、様々な事を感じているという事が明らかになって来ました。 』

 

豊田 氏の蛍光顕微鏡を使った実験では、葉が青虫に囓(かじ)られると、その葉が光り始め、次第に囓られていない別の葉も光り始めました。
そのような信号を植物全体に送り出していると、今度は信号を送られたそれぞれの葉が毒物質を創り出している光景が観測(観察)されました。

これは植物が虫などに食べられると、傷ついた細胞からグルタミン酸が放出されるそうですが、これを葉の細胞が受け取ると信号を伝えるカルシウムイオンが発生し、それが他の葉へと伝えられていく事が分かりました。

そして、このような事は私達人間でも同様であり、人間の体内ではグルタミン酸が神経を繋ぐ情報伝達の働きをしております!

 

更に特殊なレーザー技術で録音した結果によると、虫が葉を囓る音や、虫の唾液に含まれる化学成分で葉は虫の存在を認識し、その虫の種類に応じて毒物質の種類や量を変えている事も分かりました。

また雨が降り、葉に雨粒が落ちると、植物は雨粒一つ一つの圧力を鋭敏に感じ取っている事も判明しましたが、と言うのも、雨粒にはカビや細菌などの病原体が含まれている事もあり、雨を感知した葉は感染しないように抗菌物質を創り出す準備を始めるからです。

このように植物が周囲の状況などを感知するセンサーは20を越えるとも言われているそうです!

 

ちなみに、別の実験によると、植物は(人間に)触られると一端成長を止める(抑える)そうです(笑)

そして、更に植物は《 会話 》をしている事も判明していきます、、、(笑)