剛さん:
『 ふたりでトライするっていうことは、やっぱりひとりではトライ出来ないことなんですよ。
僕はそもそもね、何か、あのぁ、この際だから言いますけど、ソロって言葉があんまピンと来てないんですよ。
僕は本当に、それこそシンガーソングライターとしてやって来てるし、どっちも本気でやってます。
僕が例えばそのぉ、彼(光一さん)の領域に対して入ることは一切ないと思います。
それは敬意を持っているから。
それぐらい大切にしてるから。
それと同じように、やっぱりキンキというのも大切にしてるので。
キンキから始まってるんで、、、ふたりから始まっているから、、、 』
光一さん:
『 ソロって変な話、本当に、もう自分がやりたいことだったりとか、っていうものを表現していってる訳で、キンキになると、やっぱり自分の中では、ん~チョット違うかなぁって思ったりすることもあったとしても、それをトライすることが出来るんですよね。
何か常に、こうトライが出来ていることっていうことが、長くやっていけることなのかなぁって、僕は漠然とですけど思ってますけどね。 』
そして、デビュー曲たる《 硝子の少年 》の作詞を手掛けた松本隆 氏に対し、おふたりは25周年に向けての曲の作詞を改めてお願いしました。
そして、その曲の作詞においては松本 氏なりのKinKi Kidsというおふたりの「関係性」も取り入れたそうです。
松本 氏:
『 蝶結びはね、あれは2本あるように見えて1本なんだよね。
繋がっていてね。
キンキにすごく合ってるかなぁと思って。
(蝶結びは)片一方を引っ張ると簡単にほどけるのね。
だから片一方が「俺、嫌だ」って言って背中向けたら、もうそこで終わりなのね。
そうならないってことは、左右均等に引っ張ってあげると、結び目も逆に強くなるわけね。
固くほどけなくなる。
(キンキの)ふたりがちょうどいいバランスで引っ張り合えばキンキは続くかなぁっていう、そういう希望的観測も詞に書いてあげた(笑) 』
そして、KinKi Kidsという、おふたりという「運命」について聞かれ、、、
剛さん:
『 ふたり、家族とか、何かそういう感覚が、どっかにはやっぱりあるので、ねっ、お互いに意識してないよって言ったりとか、この人にはこういう考えがあるよな、この人のタイミングなんだよな、それをまぁ受け入れるというか。
これはもしかすると、5人6人グループとかだったら、こういうバランスじゃなかったかもしれないです。 』
光一さん:
『 まぁ、時にはね、これはもうお互い様だと思うんですけど、それこそ、何か色んなタイミングが何か違う場合とかって、それは例えばご夫婦だったりもそうじゃないですか、チョットしたことでチッ!ってなったりする訳じゃないですか。
もう、何、そのタイミング!みたいな。
絶対ご夫婦だってあるじゃないですか。
だけど、まぁ、そういうもので、お互い違うし、何かそのぉ、お互いにそういう風に思うことがあったとしても、それは彼のタイミングだから。
そこをどうこう言ったって、別にそれを正そうとも思わない訳ですよね。 』
剛さん:
『 だから、あのぉ、ふたりだからです。
結局は。
やっぱり、いっぱい喋ろうが語ろうが、、、でも、名字一緒やのよなぁって所に何となく辿り着くんですよ。
珍しすぎるんで。
多分、何かそういう感じで今後もやっていくのかなぁみたいな。 』
では、番組からのご紹介はここで終了です!