節目とは・・・ ~東日本大震災から10年~:輪や円という循環ではなく螺旋を目指し~

「大局的な視点」からは・・・

政治も必要なものとなる・・・

 

なぜなら・・・

物事を「動かす」為には・・・

「予算(お金)」という「現実的手段」が必要となる・・・

 

からです。
故に、このような視点からも同様に「目を背ける」事は出来ません。
では、あくまで私なりの視点ではありますが、ここ10年程を少し「振り返って」みます。

 

そこで、現在は東京オリンピックの開催の可否も含め、様々な課題や問題が「噴出」して来ております。
この東京オリンピックは当初、「復興」オリンピックと位置づけられておりましたが、いつの間にか、(多くの競技が)東京で行われるコンパクトオリンピックなるものに形を変え、現在では、コロナに打ち克った証などに「変質」してきております。
そして、東日本大震災から間もなくの頃、東京オリンピックを招致する為に、福島の原発から漏れ出ている放射能(汚染水なども含め)に関しては、アンダーコントロールされているなどの「方便」も駆使されました。

なお、これは東京オリンピックの「是非」を問うている訳ではありませんのと、アスリートやオリンピックを心待ちにしているファンの方々が、開催出来れば嬉しいなどと思ったり感じたりする事は、これも「自然な流れ」でもありますので、誤解や曲解をなさらぬようにお願い申し上げます。

 

そして、現在の福島の原発では、その後も大量の汚染水(処理水)が日々、大量に「噴き出し」続けており、その処理が困難を極めているのは皆さんもご存じの通りです。
そして、現在はこれらの汚染水(処理水)を海洋に放出するとの案を政治の側が提唱している為に、福島県などの沿岸の漁師の皆様方は「風評被害」を懸念し異議を唱えております。

が、政治の側では『 他の原発でも海洋放出しているから問題ない 』との「一点張り」であり、「長期的な視点」からの安全性などは、科学者などの専門家にも判断が着きかねる(絶対的に安全とは言えない)という点が存在しているのは、「真の」科学者や専門家の皆さんであれば、そのようにお応えになる事でしょう、、、

 

また、現在のコロナ渦におきましても、ワクチン接種に関して、いつの間にか、回数や人数ではなく、バイアルという用語が多用されるようになりました。
このバイアルとは(1本などの)ワクチン単位の表現ですが、この1本から6回の接種を可能にする為には特殊な注射器が必要になりますが、その注射器の調達の見込みが立たない為に、例えば、つい先日迄では、1,000人分のワクチン量、1,000回分のワクチン確保、などの表現を用いておりましたが、いつの間にか「目先を変える」為に「言葉を変質」させたのは、政治の側は勿論、メディアも大きく関与しているのも事実です、、、

 

そして、ここ10年の特に後半においては、政治(官僚機構も含め)では公文書の改竄(かいざん)や破棄や隠蔽など、更に「嘘」や「詭弁」や「(理由や説明をしない)不作為」などが、「度を超す」勢いと内容で起こっております。
また、ここには、政策立案などに役立てる為の統計(調査)等におきましても「不正」が行われていた事なども「明るみ」に出て来た事は「記憶」にも新しいかもしれません。
そして、この政治と官僚機構が先ほどの(復興などの)「大局的な視点」に大きく深く「繋がって」「重なって」いるにも関わらずです、、、

なお、世界においても、(一部の)権力者は法やルールを「自らの都合の良い」ように改正し、権力の強化や長期化をしている光景も映し出されています。
ここにある「真の動機」は、、、語るまでもありません、、、

 

そして、東日本大震災と現在のコロナ渦におきましても、幾つかの面で「共通(項)」も見受けられます。
例えば、