【 「やってる感」の始まり 】
予備校では、学力別に振り分ける為の試験が行われ、クラスが決まりました。
私は本科生と呼ばれるクラスになりましたが、授業は午前から夕方迄に終わり、それ以降は希望(講習代は別途必要)に応じて好きな授業を選びました。
そして、当時の予備校の環境は、
受験生はベビーブーム世代の生まれで数多く存在し・・・
人気講師の参考書は飛ぶように売れ・・・
タレントの如く・・・
テレビ出演も多々あった時代!!!
でした!

しかし、本科生の授業を人気講師が担当する事は少なく、自習と称して授業を抜け出す事も多々しました(笑)
勿論、全ては自業自得です!!!
そして、人気講師が担当する夕方以降の授業に重点を置く、浅はかな考えで勉強をしていました。
ただ、人気講師の授業を受けているとは言え、
出席する事のみに意義を感じ・・・
単に「勉強している(した)気」になっていただけ・・・
でした、、、

【 浮かれ気分 】
一方、初めての下宿生活に加え、しかも憧れの東京でした(笑)
ただ、下宿生活では食事は提供されるものの、
その他の事柄は、全て自分でする必要があり・・・
初めての一人暮らし気分!!!
でした!
下宿には、20人ほどが生活していました。
そして、隣部屋など3~4人ほどと仲良くなり、毎日一緒にご飯を食べたり、銭湯に行きました(笑)
また、相撲の若貴ブームで、相撲部屋が近くにあったので、一緒にパレードを見に行ったり、時にはカラオケに行ったりしました。
そして、秋も深まる頃には、野球の日本シリーズを部屋のテレビで一緒に観たりなどをしていました。
秋の深まる頃と言えば、
受験の追い込みシーズン・・・
であるにも関わらず、、、

【 見事に全滅!!! 】
前年の妙な自信(補欠合格)も相まって、予備校の成績も「そこそこ」と勝手に思いながら、夏頃まで過ごしました。
勿論、「そこそこ」どころではなく、「冷静」に振り返ると、良く見積もっても「下の上」です(笑)
ところで、夏頃までは浪人生の方が、成績が比較的高い傾向にあります。
ただ、その理由が、現役生は社会などの暗記科目が途中だからです。
故に、秋が深まり冬が到来する頃には、現役生の「勢い」が増し、あっという間に「横並び」になります!!!
しかし、
「当時」の私は・・・
全く「気づけて」いなかった・・・
という事です、、、
そして、1浪目には10校前後受験したものの、
見事に全滅!!!
でした!!!
そして、その最大の原因(理由)が、
「やってる感」だけの勉強で・・・
見かけ倒しという「中身(行動)」が伴っていないが故に・・・
当然ながら「結果」にも「反映」されない!!!
というものです(笑)

【 余談:忘れられない大晦日の夜 】
ここは余談ですが、1浪目の12月31日(大晦日)に慶應(義塾大学)模試を終え、その足で東京駅へ向かい、帰省する為に東北新幹線に乗りました!
そして、当時は盛岡(岩手県)までしか開通していなかったので、盛岡で最終の青森行きの在来線へ乗り換えました。
そして、発車して間もなく、電車が急停車しました!
なかなか再発車もせずに、時間だけが経過する中、
人が電車に飛び込んだ!!!
との車内アナウンスがありました!
しかも、その後のアナウンスでは、
警察や消防が、飛び込んだ人の腕を探しているので・・・
見つかり次第出発する・・・
との内容でした、、、

「今でこそ」飛び込んだ人の事情などに思いを馳せる事は出来ますが、
「当時」の私は、こっちは急いでいるのに・・・
ただただ、迷惑!!! 気持ち悪い!!!
との思いを抱いていました、、、
【 尻に火が付いた2浪目 】
私の「尻に火が付き」、2浪目へ「舵を切る」選択と決断をしました!
とは言っても、そのように「せざるを得なかった」が正しい表現です(笑)
2浪目には下宿先も変わり、5名が生活していました。
しかし、1浪目とは違い、
挨拶程度の付き合いに留め・・・
寝る以外の時間の大半を・・・
勉強だけに費やす!!!
という生活に切り替えました!

予備校では、夕方からの授業も増やし、予習復習も全てに取り組みました。
故に、2浪目の生活では、
ただただ、淡々&黙々と勉強していた以外は・・・
伝える内容が無いのが事実・・・
です(笑)
【 今までも、これからも出来ない経験 】
1浪目の余談と同じく、12月31日(大晦日)に慶應(義塾大学)模試を受けました!
午後5時頃に試験が終わり、下宿に戻ると6時過ぎでした。
大晦日なので、銭湯も8時前に閉店です。
故に、夕食を急いで済ませ、銭湯に行き、その後に模試の答え合わせと復習をしました。
そして、10時過ぎに全てを終え、
その時間から、元旦の一日だけは・・・
休もう!!!
と決めて、テレビを観ました!
テレビ好きの私が2浪目の生活で、テレビを観たのはこれが初めてです(笑)
そして、
「今までも」・・・
おそらく「これからも」・・・
この時ほど、休んだ~!!!
という実感を得た事はありません!!!

つまり、
私の人生で「一度切り」の・・・
「本物の実感」を伴った・・・
貴重な「経験と時間」!!!
になりました!
勿論、裏を返すと、
二度と味わいたくない「経験と時間」
です(笑)

それと同時に、
この時ほどの心血を注ぐ「経験と時間」は・・・
したい!!!と思っても・・・
絶対に無理!!!
と感じます(笑)