ギリギリの所まで来ている・・・現代(という私達) ~いつか笑って話せるのか!?~

【 蔓延する「冷笑」 】

台風や大雨などは、温暖化(気候変動)も大きな要因の一つです。

ただ、温暖化(気候変動)を引き起こしたのも私達(人間)です。

そして、その中には、当然ながら「私」も「あなた」も含まれてます、、、

 

そして、『 良かれ悪かれ、私達人間における意識の波動を乱す元となるのは、行き過ぎた感情の波です。 』とコメントしましたが、「意識」と「感情」の乱れは、「溢れんばかり」の雑多なものが存在しています。

 

そして、その中でも、特に私が危惧している(気に掛けている)のが、

 

世界各国でも・・・

勿論、日本国内でも・・・

「冷笑」という空気感(雰囲気)が蔓延している・・・

 

という事実です、、、

 

 

【 映画「ひろしま」から 】

『 ひろしま 』(監督:関川秀雄、昭和28年上映)という映画があります。

これは、広島に投下された原爆の実態を描いた物語です。

 

そして、映画の一場面に、終戦から少し経過した学校(授業)の場面があります。

そこでは、先生が生徒に「原爆を受けた人は手を挙げて下さい」との場面があります。

ちなみに、手を挙げた人数は生徒の3分の1でした。

 

そして、手を挙げた一人の女子生徒が、次の発言をします、、、

女子生徒:
『 記憶力が悪くなって、、、 チョットの傷が膿んだり、、、 とても目も体も疲れやすいんです。 夏なんか、とても体がだるくて、起きていられないくらいなんです。 』

 

そして、一人の男子生徒(A君)が、次の発言をします、、、

男子生徒(A君):
『 夏は誰だってだるいですわ! ねぇ~ 』

 

すると、生徒の中で「(冷)笑い」が湧き起こりました、、、

女子生徒は何も言えなくなり、俯(うつむ)いてしまいました、、、

 

 

すると、同じく手を挙げた一人の男子生徒(B君)が、次の発言をします、、、

男子生徒(B君):
『 何がおかしいんだ! これだから、何も言いたく無くなるんだ!

  〇〇君(女子生徒)の言った事は、程度の違いはあっても、原爆を受けた者が皆、苦しんでいる事なんだ。

  それに、口では言わないが、いつ原爆症に命を取られるかと思って、毎日ビクビクして生きてるんだ。

  そんな事を言えば、君達はすぐ、原爆を鼻に掛けてるとか、原爆に甘えてるとか言って笑うんだ。 』

 

 

そして、先生が次の発言をします、、、

先生:
『 〇〇(B君)にそう言われると、僕は全く弁解のしようが無いんだ。 (中 略) 広島に来て、原爆の事を勉強しなかったって事は、全く僕自身の怠慢で、その点、諸君にはすまないと思っている。 』

 

そして、男子生徒(B君)が、更に発言を続けます、、、

男子生徒(B君):
『 それは先生だけではありません。 広島市民の大部分の人が知らないんです。

  今、新聞なんかが、原爆と平和問題を結び付けて、盛んに世界の人達に呼びかけていますが、僕は、原爆の恐ろしさと、あの非人道的な事を、世界の人達に叫ぶ前に、まず、日本人に分かって貰いたいんです。 いえ、それよりか、広島の人達に知って貰いたい。

  もっとハッキリ言えば、ここにいる、このクラスの人達に、先生によく知って貰いたいんです。 』