「フラッシュフォワード」を震災関連死と共に考えてみます ~希望を抱ける事の大切さ~

まず、

 

「フラッシュバック」では、「過去」の出来事の、ある「(一)点」に焦点が向いてしまう

という特徴と、

 

「フラッシュフォワード」では、「未来(将来)」への不安などの、ある「円」に焦点が向いてしまう

という特徴があると考えます。
つまり、焦点が向いてしまうのが、

 

「フラッシュバック」では「点」であるのに対し・・・

「フラッシュフォワード」では「円」という・・・

「幅広さ」に違いが生じている・・・

 

という側面があるかもしれないという視点です。
そして、このような傾向から、

 

「フラッシュバック」、あるいは、「フラッシュフォワード」の、どちらか一つの症状でさえ・・・

「今、ここ」に存在するのを難しくさせるのみならず・・・

この「両方(という二重の苦しみ)」が同時に起こってしまう事が・・・

さらに「今、ここ」に存在する事を難しくさせている・・・

 

というものです。
そして、少しでも支えや救いになるかは分かりませんが、また、現在苦しみの最中にある方々の心の中では、そのように思えない、出来ないという心情である事も踏まえた上でですが、それでも、やはり、私なりの視点をお伝え致します。
それは、

 

「過去」を「過去」として感じる事は出来ない・・・

「過去」を感じられるのは「今」だけだから・・・

そして・・・

「未来」を「未来」として感じる事は出来ない・・・

「未来」はどこまで行っても「今」という瞬間の事だから・・・

 

になります。
そして、これも難しい、出来ないという心情を踏まえた上でもありますが、先ほどからの私なりの「信じている」という視点と致しまして、

 

一日に一つで良いので・・・

自分なりの「幸せ」を見つけて下さい・・・

 

その「幸せ」は、ささやかなものでも、どのようなものでも構いません・・・

毎日同じ「幸せ」でも構いません・・・

あるいは、毎日違った「幸せ」でも構いません・・・

 

このような「幸せ」を見つける事が・・・

「今」は苦しく思えるかもしれません・・・

「今」は出来ないと感じてしまうかもしれません・・・

 

そして・・・

頑張る必要性も、焦る必要性もありません・・・

 

それでも・・・

「毎日」そして「一日に一度」で良いのでやり続けてみて下さい・・・

 

それが、きっと・・・

いえ・・・

必ずや、「今、ここ」に導いて、そして、気づかせてくれる力となって現れてくれます・・・

 

そして、この番組では、独自調査を元に、ある一つの結びもしておりましたが、ここまで今回のTOPICSをお読みになって頂いた皆さんは、併せて、次の事も考えてみて下さい。