語るに落ちる・・・ではなく・・・語らずとも落ちている ~無関心が生む不作為という行動~

政治家(の大半)は・・・自らの利益にならない「行動」は取らない

 

という潮流です。
では、ここで、私の行政書士時代のお話を少しご紹介致します。
私が行っていた行政書士としての仕事は、許可要件を充足する為の法的なアドバイスや、要件が揃った後に申請書類を整えて役所に申請をするというものです。

そして、クライアントの中には、私が許可申請をした後に、知り合いの政治家に頼んで許可取得を早めようと「行動」していた方もいらっしゃいました。
その範疇は私の仕事でもありませんし、私にとっては全く預かり知らぬ関与する事でもありませんので、「どうぞ(あなたの責任において)ご自由になさって下さい」とだけお伝えしておりました。

そして、法律で定められた通りの処理期間の後に許可が下りるというケースが大半でもありましたが、中には、異常に?早く許可が下りるケースが存在していたのも事実です、、、、、
ここには、私が「行政書士の仕事は、もう充分だ・・・」と思った一因も隠されております(苦笑)

 

なお、誤解の無きようお伝え致しますが、行政書士の仕事を「見限った」結果として今のお仕事をしている訳ではありませんし、行政書士の仕事は人様のお役に立てるものでもあり、素敵な仕事であると今も思っております(笑)
その上で、私は今のお仕事は「好きだから」行っておりますので、誤解の無きよう、また同時に、ご安心下さい(笑)
では、ここ迄における政治家の「語らずとも落ちている」という面の、「because(なぜなら)~」は、後ほどお伝えしていきますので、ひとまず先に進めます!

 

官僚の方々は頭脳明晰である事も事実ですが、そして、故意であれば論外ですが、やはり同じ人間ですので、時にはミスや誤りをする事があるのも致し方ない面も理解出来ます。
そして、ここ数年の国会答弁などでも、中にはお気の毒だなぁ・・・と感じられる官僚の方々も見受けられるのも事実です。
率直に申し上げれば、

 

手柄は政治家に持っていかれ・・・

責任だけが押し付けられる・・・

 

という、これも特に現在に多く見られる潮流です(なお、本当の意味で、立派にお仕事をされている官僚や公務員の方々は、自分の仕事において手柄などを求める事はないはずですし、そのように思う事も無いかと思われます)。
そして、現在の政府・与党そして官僚の推し進めている政策の中には、

 

誰でも何度でもチャレンジ出来る社会

 

というのがあります。
では、ここで二つ目の私の偏向かつ穿った視点と「毒舌」です!
このような官僚のみに責任が押し付けられ、そして、その後の省内などでの不遇?という現状を考えてみた場合、確かに、ご家庭の事情や人生設計などでの思慮や苦慮なども含まれている事と思いますが、

 

針の莚(むしろ)のような環境の中で、今後も仕事を続けていくのは、本当に幸せなんだろうか?

 

という「自分自身への問い掛け」をしているのだろうか?というものです。
そして、これも行政書士をしていた時に、あるクライアントの方から教えて貰ったお話ですが、そのクライアントの方は過去に官僚にお金を渡して、通常では進める事の難しい開発事業を推進する事が出来たそうです。
その際の官僚へのお金の受け渡し方法や、そのお金がどのような経路で部下の人達の手に渡って、担当部門を動かしていくかなどの内容でした。

勿論、これは立派な?法律違反でありますし、誤解の無きよう申し添えますが、このお話は、そのクライアントの方と私が出逢う前の、クライアントの方の出来事であり、当然の事ながら今までも私はそのようなケースに一切関知・関与した事もありませんが、今にして思えば、これも先ほどの「もう充分だ・・・」の、もう一つの一因となっているのかもしれません(苦笑)

 

では、ここ迄における官僚の「語らずとも落ちている」という面を含めて、ここからは考察としての、「because(なぜなら)~」を見ていきます!