「原点」に戻る際には「(自己)矛盾」さえも活用出来ます! 

まず、あなたは今、これから「北極」に向かうぞ!との思いを抱きながら「南極」にいるとします。
この「南極」があなたの「原点」となっています。
そして、これから「目標」である、「北極」へ向かいます。
すると、不可思議な現象が起こってきます。

 

あなたが「目標」である「北極」へ向かうと、それと同時に、「原点」でもある「南極」へも向かう事になり、近づいていく・・・

では、今度は、視点を変えて「原点」「ヨーロッパ方面」とし、そこから、「目標」である「アメリカ方面」に向かいます。
すると、

あなたが「目標」である「アメリカ方面」へ向かうと、それと同時に、「原点」でもある「ヨーロッパ方面」へも向かう事になり、近づいていく・・・

 

ここまでで、イメージの感触は掴めているでしょうか?(笑)
仮に、あなたの「原点」が「西」であり、「目標」が「東」であるとすると、「紙」において旅をすると、

 

あなたが「目標」の「東」へ向かえば向かうほど、「原点」の「西」からは遠ざかり・・・
そして、
「原点」の「西」へ戻るには、辿って来た道(同じ道)を引き返さなければならなくなる・・・

 

これは、上と下の「南北」についても同じ事になります。
一方の「地球儀」では、

 

あなたが「目標」の「アメリカ方面」へ向かえば向かうほど、
逆に、
「原点」である「ヨーロッパ方面」へも近づいていき・・・

 

そして、「目標」を達成した「アメリカ地点」から、「原点」である「ヨーロッパ方面」に戻りたいと思った時には・・・

 

逆に、
辿って来た道(同じ道)を戻る事も出来るが、そのまま先に進んで行くという「違う道」を選択すると、距離は同じでも違う景色を体験出来る・・・

 

どうでしょうか・・・「(自己)矛盾」のイメージが掴めてきたでしょうか?(笑)
つまり、

 

あなたが「原点」から「目標」へと歩みを進めて行くと、それと同時に、最初の「原点」へも向かう道へと繋がっている

 

という意味合いです。
つまり、「地球儀」を活用すると、

 

行きは地球の表側を通って行くが、帰りの際には、見えていない裏側を通って戻る事も出来る
そして、
右(上)の「目標」へと向かっていくと同時に、左(下)の「原点」へも向かう道にも繋がっている

 

というイメージです。
そして、何かの迷いが生じた際などには、よく「原点」に戻りなさい、などとも言われたりしますが、これは言わば「過去を振り返る」と同じ意味合いを持ちますが、時にはすぐには向き合えない「過去の出来事」などがあるケースも存在しますし、準備の整っていない状態でこのような「過去」に無理に向き合おうとすると、逆に耐えがたい「過去の出来事」などを自分の中で強化してしまうケースもあり得ます。

「紙」のイメージにおいては、「目標」の「東」へ向かえば、元の場所の「原点」たる「西」に戻るには、

 

辿って来た道(同じ道)を逆向きに再び進んで行かざるを得なくなる・・・

 

という事になります。
つまり、

 

「他の選択肢」という「違う道が無い」 = 景色が変わらない

 

という事です。
一方の「地球儀」のイメージにおいては、「目標」たる「アメリカ方面」へ向かってゴールに到達し、再び「原点」である「ヨーロッパ方面」に向かう場合には、

 

必ずしも、辿って来た道(同じ道)を引き返す必要はなく、そのまま先に進み、違った景色(違った道)を味わいながら「原点」に向かって進む事も出来る・・・

 

という体験をする事が可能になります。
そして、全てではありませんが、このように「(自己)矛盾」の中には、