皆さんも自然とカウンセリングをしていますよ! ~コミュニケーションで社会的暗示を外す~ 

「憂さ」?を晴らす

 

という事で、自分は正常だ、大丈夫だという確認作業を行っているような力学が働いていると感じます。
そして、このようなケースはストレス解消と捉えている方も多いかと思います。
様々な出来事がありますし、私達は聖人君子ではありませんので、このようなケースも否定はしませんし、私にも理解出来る部分もあります(笑)
私も少人数ながらも行政書士事務所の経営者をしていましたし、それ以前は補助者という過酷?な経験もしてきました。
そして、全く悪い意味ではありませんが、経営者の際はスタッフの方とよく飲みに行って、ざっくばらんに事務所の改善点などのお話を聞いたり、直接の憂さ晴らしの対象?となっていたかもしれません(笑)
これは冗談ですが、このようにコミュニケーションとは私達の誰もが、至極当然に日常的に行っているものです。

 

では、「皆さんも自然とカウンセリングをしていますよ!」というテーマとの繋がりですが、まず、カウンセリングについての現状も補足致します。
先ほどからのカウンセリングに伴うネガティブなイメージと共に、

 

カウンセリングを受けた位でさほど変わらないだろう・・・
医師でもないし、薬を服用する訳でもないのに、カウンセリングを受けた位で症状が緩和されたり消失する事はあり得ない・・・

 

などの現実的なイメージも伴っている事もとても多いす
確かに私は医師ではありませんし、カウンセリングは医療行為でもありませんので診断なども行っておりません。また、お薬を処方するなども当然ながら行っておりませんし、そもそも出来ません。
それをしたら私は刑務所行きになってしまいます(笑)
では、そのような中でも、何故カウンセリングを受けに来る方々も多くいらっしゃるのか?という所が大切になってきます。

そして、先ほどのカウンセリングに伴う現実的なイメージとして、

 

カウンセリング位で自分が変われるとは思っていなかったけど、実際に変われそうな自信がついた
また、
変わっても良いんだ、と自分に自信が持てるようになった

 

などのお言葉もクライアントの方からよく頂きます。
また、体にまつわる症状などでも、お医者さんに行って診て貰って、色々な検査などをしても異常なしと言われて、「ストレスじゃないですか?」と言われてお越しになったケースにおいても、カウンセリングを受けた事で症状が緩和したり消失したり、あるいは、全く気にならなくなった、というお言葉も、クライアントの方々から有り難いことに頂く事もあります。
何か宣伝っぽくなってしまいましたが、宣伝をしたい訳ではありません(笑)

繰り返しですが、私が行っているカウンセリングの本質も、

 

カウンセリングとはコミュニケーションである

 

というのと全く同じです。
という事は、

 

皆さんも日常的に誰かに対してカウンセリングを行っている

 

という現実と結び付いていきます。
皆さんも、あなたの言葉で元気が出た、あるいは、この間はお話を聞いてくれてありがとう!自分の中で整理がついた!などのお言葉を知人などから頂いた経験はないでしょうか?
そして、このような方向性のコミュニケーションでは、

 

その人の中に既に有るものを引き出してあげている

 

という側面に強い働きかけがなされています。
そして、強い働きかけがなされているというのは、

 

相手へのあなたの影響力も強く作用している

 

という側面も成り立っています。
そしてこの強い影響力というのは、全く正反対の方向にも作用してしまうケースもあります。
それは、

 

言葉などによるパワハラやセクハラやイジメ

 

などのケースに現れてしまいます。
そして、このようなコミュニケーションとは言葉のみならず、ジェスチャーなどの何気ない仕草も含まれます。
例えばあなたの職場の上司などが、無言で、手を下の方に下げてチョイチョイと数回ひらひらさせると、呼ばれているな!と思って近づいていくと思います。
それとは逆に、無言で、手を上の方に向けてチョイチョイと数回ひらひらされると、何か怒られるのかな?あるいは、何か威嚇されているようで気分が悪い!などとも捉えられる事と思います。
このように、