夏場に多い心霊番組の「見方」を変えてみる ~あなたの大切な人を想い浮かべてみると~

なるほど~ あなたは未だに母の死を引きずっているのですね!

 

な~んて答えが返ってくるのかもしれません(笑)
と、冗談ですが、このように写真などに写り込むということは比較的よくある事です。
しかし、それを全くの他人が見て、怖い、気持ち悪い、はたまた、未浄化な霊が写っている、などと勝手に判断され、言わば、腫れ物や笑い物にされてしまうというのであれば、

 

そのような反応をする生きている人間の方がよっぽど怖いのでは・・・?

 

と、私なんかは感じてしまいます。
そして、中には、まだ小さいお子さんを残して旅立たざるを得なかったお母様などもいらっしゃる事と思います。
そのような状況において、

 

今少しの間、この世において我が子の側にいて見守って上げたい・・・

 

との思いを抱くのも、ある意味、当然の事のように私には思えます。
確かに、未練などを断ち切って行くべき所に行き、その為の手助けを残されたご家族の方などが心掛けていくというのも大切な事です。
しかし、このようなケースでのお母様の思いや心情を汲み取った時に、何かが写真に写り込んでいたとしても、

 

心霊写真・・・というような扱いを出来るでしょうか・・・?

 

そのご家族の方やご本人の思いに心を馳せると、

私には出来ません・・・

心霊番組を好きで観るのも別に構わないと思いますし、どのように捉えるかは皆さんの自由です。
ただ、中には偽物、今風に言えば「フェイク」も混ざっており、そして、何より様々な事情や状況も知らないというケースにおいて、怖い、気持ち悪いと思って見る「見方」からは、そろそろ卒業しても良いのでは・・・と私自身は感じています・・・

 

そして、ここからは今回の「裏テーマ」に入って行きます。
先日、先ほどコメント致しました「ピンとキタ」事があり、とある心霊番組を観ました。
ちなみに、この番組内における心霊写真の一部が偽物では?とのニュースも流されていた番組ですが・・・

 

この番組内において、女優である大原麗子さんをイタコの方が口寄せするというコーナーが放映されていました。
ちなみに、イタコさんのような、霊媒あるいはミーディアムという方々は世界各国に存在しておりますが、これは、生来の個性としてそのような能力を携えている方もいらっしゃれば、学びや実技を通して後天的にそのような能力を発揮するに至る方もいらっしゃいます。

 

そして、この番組内でのイタコさんの口寄せの際に、大原麗子さんの弟さんと学生時代からの御親友という方が同席されていました。
そして、イタコさんの口を通して、以下のような趣旨の発言が大原麗子さんから発せられました。

 

『 叔母さんから、あなたには悪魔が取り憑いていると言われて、よく家に帰ると叩かれたりしていた・・・ 』

 

そして、この発言を聞いた御親友の方が、当時の学生時代に大原さんがそのような事をよく話していた、と驚きの表情でお話をされていました。
そして、大原さんは続けます。

 

『 死んだ後も悪魔が取り憑いているのでは・・・と少し不安だったが、今はもう大丈夫・・・

  そして、

  それが故に、生きている時に人に迷惑を掛ける事を怖れ、出来るだけ孤独な状態であり続け、幸せになってはいけないと思い込んでいた・・・ 』

 

ここまでのやり取りにおける真相を確かめる事は出来ません。
が、しかし、私が着目した点はここにあります。
それは、大原さんは学生時代に叔母さんから言われ続けてきた「あなたには悪魔が取り憑いている」という言葉を、