「女」という字からの社会的暗示 ~何気なく使っている言葉に意識を向ける~

良くも悪くも私達に染み付いてしまっている

 

からです。
ポジティブなイメージを伴う「女」という字を活用していくのは良いと思いますし、一方ではそれなりの時間も掛かるかもしれませんが、現在のようなネガティブなイメージを払拭していくことも必要であると個人的には思います。

 

年末には流行語大賞なども行われていますが、「女性」という側面に強く焦点を合わせた社会的な方法と同時に、このような言葉の持つネガティブなイメージを払拭していくためにも、「女々しい・姑息・嫉妬」などの言葉を他の用語へと取り替えていくような、「言葉の変化・作り替え」的な作業も行っていくことが、「女性」の更なる前進に繋がっていけるかもしれません。

そして、それと並行して「女性」「男性」という区別のみではなく、「人間性」に焦点が当てられるような誰もが生きやすい社会に変遷していくことも可能であるかもしれません。

 

同じようなことは最近よく使われる「LGBT」という言葉にも表れています。
この言葉は「L:レズビアン(女性同性愛者)」「G:ゲイ(男性同性愛者)」「B:バイセクシュアル(両性愛者)」「T:トランスジェンダー(心と体の性の不一致)」の頭文字を取っているとされていますが、この範疇から外れてしまうようなケースでは理解が進まないという観点から性的少数者と区別されているとも言われています。

 

時代と共に、あるいは、流行に乗った言葉というのも様々生み出されていきます。
しかし、言葉というのは今回のように長い長い歴史を今後も伴っていくものも生まれていきます。
普段使っている何気ない「言葉」に時には意識を向けてみると、あなたの中の引き出しが増えていくかもしれません、、、、、
そして、以前のTOPICSでもお伝えしたように、「父性&母性」という観点も取り入れてみて下さい、、、、、

 

そして、ここから先は余談ですが、「父性&母性」「人間性」ということでお伝えすると、私がカウンセリングを行っている中にも「結婚」や「恋愛」というテーマで相談を受けることも少なからずあります。
ほとんどが女性からの相談ですが、「結婚」に関しては、この先も変わらずに愛され続けて貰えるのか?浮気をされないか?などの、

 

将来に対する不安

 

というのがとても多いです。
逆に「恋愛」に関しては、過去にお付き合いしていた彼氏との比較や、その当時の彼氏が基準となってしまって、これから先に恋愛出来るのか?といった、

 

過去が生み出す不安

 

といったケースも多いです。
人それぞれ事情や状況も違いますし容姿の好みということもあります。
正しい答えというものはありません。

 

しかし、「結婚」にせよ「恋愛」にせよ、無意識ながら「彼は男性」で「自分は女性」という、「男性&女性」というある種のイメージを伴った社会的暗示を無意識に受け入れてしまっているケースも少なからず見受けられます。
それも悪い事ではありません。
しかし、

 

それが故に可能性を狭めてしまっている

 

という側面もあります。
「男性&女性」という社会的暗示の視点から将来や過去を見渡すと不安などを感じてしまう傾向も理解出来ます。
そこで、大きな視点で「父性&母性」という視点を取り入れ、「男性&女性」の根幹となっている「人間性」という視点も取り入れてみては?というお話もさせて貰ったりします。

「父性&母性」そして「人間性」に視点を移すと社会的暗示の束縛が緩められる傾向もあります、、、、、

 

そして、ここから先は更なる余談ですが、お盆の時期、また、終戦の時期とも重なっていますので、スピリチュアルな視点も少し取り入れて、もう少しだけ続けていきます。