映画インデペンデンス・デイからの想像力を補うとは・・・ ~危機や敵を作る必要はない~

私達には想像力が備わっている

 

からです。
かと言って、四六時中想像力をフル活用する必要性もありません。
その時々、所々において、

 

想像力を補う

 

ということと、

 

あなたの心が感じ入る

 

という時に想像力を補ってみれば「一致」という点においても、何かの変化が加速されていくかもしれません、、、、、

 

そして、日本においては5年前に東日本大震災を経験しました。
勿論、それ以前にも、また現在においても、規模の違いは様々あるにせよ、自然災害などは起こっています。
東日本大震災の時には「絆」という言葉がよく叫ばれていました。
「絆」と「一致」はある意味、同意義にも取ることが出来ます。
果たして、今回の映画から見られるように、現在の状況は如何なのでしょうか、、、、、?

 

そして、関連の話題から一つのニュースをご紹介します。
既にご存じの方もいるかもしれませんが、先頃までの参議院選挙のニュースに紛れて?小さく、また、ごく一部でしか報道されていませんでしたが、環境省が福島の原発事故から発生した放射能で汚染された土を公共事業において再利用する方針を決定したというものです。

 

その内容は、現在の原子炉等規制法での廃材等の再利用基準は放射性セシウムが100ベクレル/㎏以下であれば可能とされていますが、これをこれから道路などを作る際の公共事業においては8,000ベクレル/㎏以下であれば再利用を可能とする方針です。
盛り土をしたりコンクリートで覆ったり、また、現在の土壌を上に持っていき、その下の土壌に利用する、あるいは、再利用基準は法律によって趣旨が違うので大丈夫だ、などの意見?も出されているようです、、、、、

 

しかし、現在のように頻繁に起こっている土砂災害や地震などを考慮すると本当に安全なのでしょうか?
土砂災害で道路が陥没したり流されたりしている光景は残念ながらよく目にする状況にもなっています。
河川の氾濫による堤防の決壊もありました。
そのような状況で、放射能に汚染された土が流されてしまったらどうするのでしょうか?
この汚染された土が100ベクレル/㎏以下になるまでには、170年はかかる、と言われています。
170年も安全に保つ道路など存在するのでしょうか?

 

福島県に全てを背負わせることは当然出来ません。
しかし、このような危険性が指摘されている汚染された土を全国の公共事業に活用するというのは本当に良いのでしょうか?
もしかしたら、皆さんが毎日通勤や通学、あるいは買い物で通っている道路に使われるかもしれません。
あるいは、皆さんのお家の前の道路に使われるかもしれません。

 

これは、原発再稼働や存在の是非という問題ではありません。
想像力を補うことで色々な危険性が回避出来るということです。
にも関わらずこのような方針を決定したということは、想像力が「補えて」いないのか、、、想像力が「欠如」しているのか、、、それ以外に「何か理由」があるのか、、、色々考えてみて下さい。

 

そして、先の参議院選挙では、青森県は見事?に最下位を脱出しました!
前回が最低投票率ということもあるのでしょうが、今回は投票の伸び率は全国1位とのことです。
色々な関係者の皆さんが何とか投票率を上げようとの思いから、期日前投票における様々な工夫や智恵を出し合ったことも大いに実を結んでいることと思われますし、有権者の側においても、今のままでいいのかな?何かが変われるのでは?などのように想像力が補われ、投票という行動に結び付いた結果かもしれません。
選挙はギャンブルではありませんので、投票した候補者が当選した、あるいは落選したという点にのみ捕らわれることなく、ここから先は両者の「一致」も見い出せるような、より良い社会になっていければ素敵なことかもしれません。
そのためにも、今回の映画からも見て取れるように、「継続は力なり」・・・かもしれません。

 

ちなみに、少し視点は違いますが、今回と関連したテーマと致しましては2018年10月20日の第224回目のTOPICS『 未知との遭遇・・・という絆や統合 』なども参考になるかもしれません。

 

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