スピリチュアルなドラマ ~一種の哲学&調和とバランスという視点の活用~

アトランティスとは哲学者のプラトンが著書の中で実際に言及しているものですが、今から1万年以上前の地球において実在した大陸であると言われています。
ここでの生活様式はクリスタルなどからエネルギーを産み出したりと、科学的にもかなり進んでいたとされています。
その進展具合は、今現在の科学とも匹敵出来ないほど進んでいたそうです。

 

そこでドラマの内容ですが、現在の地球の科学者達が、宇宙空間にある「スターゲイト」を発見し、そこから様々な宇宙の星に行き、色々な文明と交流をしていく中で様々な出来事が起こっていきます。
この「スターゲイト」というのは、空間を超越して移動出来る手段であり、現在実際に研究されている「量子テレポーテーション」の発想の元になっていると思われます。

 

そして、ドラマの中ではかなり進んだ科学や医学を手中にしたにも関わらず、「心・意識」の部分では、最後の手段としてヒプノセラピー(催眠療法)を施したりする場面も何度か出てきます。

 

そして、アトランティスにて生活していた人々は最終的にはドラマ内の表現を用いれば「高みに昇る」ことを目的としていました。
「高みに昇る」とは、肉体を通しての学びを完了し、その後は意識体としての学びや生活を送っていくということです。
これはスピリチュアルな概念ですが、化学的表現でも「昇華」と表現されています。

「昇華」とは液体を経ずに、固体から気体に変化することです。
例えば、「氷」から「水」に変化することなく、即座に「氷」から「水蒸気」に変化する現象です。
私達の「肉体」を「氷」と仮定すると、「意識」が「水蒸気」ということになるでしょう。
このような概念では、私達が一般的に考えている「死」という定義やイメージが全く変わってきます

 

また、癒しという点では、ナノレベルの機械を人体に取り入れることで、飛躍的な治癒を実現させる場面なども出てきます。
ナノ(nano)とは10億分の1の単位のことですが、例えば1ナノメートルと言うと、1ミリの100万分の1の単位になります。
このように私達の細胞よりも遙かに微少な単位を活用している点などは、現在の私達の生活にも見られるようになりました。

 

最近流行の水素水などもナノ単位で体に浸透するため、活性酸素を効率的に除去出来ると言われています。
また、オゾン水などもナノレベルであるため、多くの細菌やウィルスなども死滅させることが出来ると言われています。

 

このように、このドラマの内容からは科学的な見方とスピリチュアルな見方の融合や、SFということもあり、お子さんと一緒に観ることが出来るように思います。

 

以上、3つのドラマ(DVD)をご紹介致しましたが、スピリチュアルと言うと、全く受け付けない方、あるいは、日常生活に目を向けず、ひたすら精神世界に没頭してしまうなどの、両極端の反応がよく見受けられます。

 

スピリチュアルとは、言葉を換えれば一種の「哲学」です。
今現在をより良く生きるための智慧とも言えるでしょう。

 

スピリチュアルな「哲学」を必要とされない方々も多いでしょうし、私はそれで構わないと思います。
一方、あまりにもスピリチュアルな側面に傾倒している方は、少しバランスを取ることをお勧め致します。

 

あくまで大切なのは、今の日常生活です。
そこには人間関係など様々な側面が含まれています。
そこから逃避をして、精神世界にのみ生きる術を見い出そうとすると、それもやはり行き詰まりが出て来る事と思います。

 

バランスを取ると言っても、「5:5」である必要はありません
「6:4」の場合もあれば、「7:3」の割合が心地よく感じる方もいるでしょう。
バランスを取ることを意識すれば、今、目の前の生活にも自然と目を向けていることになります。

 

読書でもドラマ(DVD)でも大いに活用して、自分の中のバランスを心掛けてみて下さい。

 

ちなみに、今回と関連したテーマと致しましては2019年3月16日の第245回目のTOPICS『 スピリチュアルの本質&そこに神は存在するのか? 』、2018年2月10日の第188回目のTOPICS『 スピリチュアルなものに迷った時には 』などもございます。

 

※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしております以下のリンク先も参考になります。

☆ カウンセリング.COM

☆ 心理カウンセラー.COM

☆ アメブロ版はこちら