2015 夏:高校野球 ~選択と決断と実行を促す魅力作りと地方創生~

第55回:『 2015 夏:高校野球 ~選択と決断と実行を促す魅力作りと地方創生~ 』
【 参照キーワード:高校野球、越境入学、魅力、地方創生 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

ここ数回は「安保法案」「短命県 返上!」など、重たい?テーマが続きましたので、今回は「高校野球」をテーマに進めて行きたいと思います。

 

本日は甲子園出場を掛けて、青森県大会の決勝戦が行われました。
延長戦の末、サヨナラ勝ちで勝敗が決する、とても素晴らしい試合でした!

 

最近では高校生の今後の野球人生を考慮して、球数制限を設けては、といった議論もなされていますが、今日の試合を観ている限りでは、球数制限を設けて投手を交代させるルールというのも、物分かりの良い大人側の意見に過ぎないようにも感じました。
精神論で押し切るのも乱暴な進め方で良くないとは思いますが、球数制限等のルールを適用するにしても、大人側の意見を一方的に押し付けるのではなく、是非、実際にプレーをしている高校生の意見も反映させて進めていって貰えればと感じます。

 

ところで、私も小・中学校と野球をしていましたが、その頃の青森県勢の甲子園というと、せいぜい1勝出来ればとか、あるいは夏の甲子園では青森県として1本もホームランが出ていない、などが主な話題だったと思います。

 

それが近頃では、甲子園に出場しても決勝戦まで進めるなど、レベルもかなり上がっている状況だと思います。
この要因の一つとしては、越境入学もやはり関係していると思います。

 

青森県勢が強くなり出した頃、出場校の選手のほとんどが越境入学者で地元選手がいない、など多くの批判もあったことを記憶しています。
この件に関しては、今でも多くの意見があることと思います。
勿論、越境入学に関しては野球のみならず、他のスポーツや学問の分野でも行われていることと思います。

 

しかし、私が越境入学に関して凄いなぁと感じる側面もあります。
それは、野球であれば甲子園出場という「明確な目標」を持ち、そして、それを実現するために親元を離れ、知らない街で生活を送るという「決断を実行している」という点です。
それも中学生の段階でこの「選択」をし、「決断」をし、そして「実行」出来るという所です。
私が中学生の頃であれば、到底このような「選択」と「決断」、そして「実行」は出来ていないと思います。

 

今回は越境入学の是非を考えるテーマではありませんので、別の観点に移動しますが、それは、越境入学にしても、

 

「選ばれる学校」がある

 

という点です。
選ばれる要因も色々あるでしょう。
寮が完備されている、また、親元を離れての団体生活におけるルールがしっかりしている、そして野球であれば甲子園に近いということもあろうかと思います。

 

そして、これを一言で言えば、