私達は誰もが小さい頃から「常識」という暗示を、繰り返し繰り返しプログラミングされています。
そして、このプログラミングはほとんどが無意識状態で行われています。
社会という集団生活において、平和に安全に暮らしていく中では、確かに人を傷つけないなどの一定のルールは必要な部分もあるかもしれません。
しかし、私達が意識している「常識」の中には、私達を制限するもの、私達をコントロール下に置くために使われているもの、そして、真実から掛け離れている「常識」というのも多々あります。
「郷に入れば、郷に従え」という言葉があります。
これは、ある社会における「常識」が、別の社会においては「非常識」であるケースがあることを示唆してもいます。
私達は「常識」を疑うようにはほとんど教育されていません。
なぜなら、その方が他の人をコントロールしやすくなるからです。
そして、そのコントロールには「怖れ」という感情がよく利用されています。
例えば、
「幸せになるためには苦労しなくてはならない」
「努力は美徳である」
これらの言葉などは、確かに分かる部分もあるかもしれませんが、本当に「真実」なのでしょうか?
ある人にとっては「常識」であることが、他の人にとっては「非常識」であるように、人の数ほど「常識」は存在しているものと思われます。
このように、大多数の人が「五月病」という「常識」を信じているからこそ、それが更に社会的に強化されているとも言えます。
是非、これを機会に皆様の中にある「常識」を、一度「本当なのかな?」という視点を持って考えて頂ければ、何か新しい発見があるかもしれません、、、
なお補足ですが、実際に「五月病」なるものに捕らわれていると感じる方は、「今」に生きる! ように意識してみて下さい。
「今」に生きる! ということが難しいと感じる場合には、ただ、「今」に在る! ように心がけてみて下さい。
ちなみに、五月病に関しましては、2016年5月7日の第98回目のTOPICS『 五月病と開運商法 』や、2018年3月31日の第195回目のTOPICS『 出逢いと別れの季節 ~五月病の予防にも?~ 』などもございます。
※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしております以下のリンク先も参考になります。