第18回:『 物語やTVショッピング ~私達の身の周りは暗示に溢れている~ 』
【 その他参照ワード:自己催眠、自己暗示、催眠術、催眠状態、潜在意識 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
今回は「暗示」についてのお話です。
「暗示」という言葉は皆さんも聞いたことがあるかと思いますが、「暗示」についての印象は何か怖い、よく分からないなど様々であると思います。
ヒプノセラピー(催眠療法)では「暗示」はよく活用する手法です。
そこで、是非皆さんに知って欲しいヒプノセラピーのポイントがあります。
それは、
「 全ての催眠は自己催眠 」
というものです!
これはどういうことかと言うと、「催眠」と聞くと多くの人が「催眠術」や「催眠術ショー」などを連想すると思われます。
ここでの催眠は自分の意思を操られ、誰かに催眠を掛けられるという所が共通の認識だと思います。
しかし、実際の所は自分の意思に反して、誰かに催眠を掛けられるということはありません!
催眠とは(無意識であっても)自ら進んで入っていく、一種の心や精神状態(催眠状態)のことを指しています。
そして、この状態では「暗示」というのがス~ッと潜在意識に届きやすくなっています。
このような仕組みを活用しているのが、ヒプノセラピー(催眠療法)になります。
そして、私達は誰でも一日のうちに何度も、この催眠状態を経験しています。
例えば、寝る前、起きる時、何かに熱中している時、ボ~ッとしている時、車を運転している時など、、、無数にあります。
【 物語の活用について 】
ヒプノセラピーのセッションでは、「催眠誘導」→「暗示」→「解催眠」というのが一般的な流れです。
実は、この流れは夜寝る前などに、子どもに本を読んで聞かせてあげるのと全く変わりません。
物語を聞いている子どもは夢中になって興奮することもあれば、リラックスして途中で寝てしまうこともあるでしょう。
しかし、寝る直前までの子どもの潜在意識はちゃんと物語を聞いていて、その物語の中から自分に必要な情報などを無意識で捉えています。
つまり、物語の内容が、そのまま「暗示」として子どもには伝わっています!
子どもさんにも確固たる個性がありますので、物語の中からどのような情報に焦点を合わせているか、あるいはどんな学びをしているかは人それぞれ様々です。
【 TVショッピングについて 】
ところで、深夜などにボ~ッとしながらTVショッピングを見たりといった経験はないでしょうか???
何か分からないけど自分の中で妙に納得して、ついつい商品を買ってしまったなど、、、