認知の歪みを正し、タガを外さない為には ~13日間のキューバ危機から学ぶ~

第531回:『 認知の歪みを正し、タガを外さない為には ~13日間のキューバ危機から学ぶ~ 』

【 その他参照ワード:ジョン・F・ケネディ、カストロ、スパイ、円周率、メタファー 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

「認知戦」という言葉を知っていますか???

認知戦とは、

 

《 SNS等を通し、人々の心理に働き掛け、相手の行動様式を変えていく手法 》

 

です!

 

更に、「情報統制」や「世論のコントロール(恣意的操作)」も含まれ、

 

《 誤った情報を広げ、特定のコミュニティや組織の不安を煽り、混乱させる手法 》

 

という面に発展していきます!

 

 

勿論、この手の基本的な仕組みは、従来からもマーケティング等で活用されています(笑)

ただ、

 

自分の行動様式が変わった事に、自分では気づき辛い

 

という特徴があります。

そして、

 

「思い → 言葉 → 行動」が基本的(自然)な流れ

 

ですが、行動様式を変えられるとは、

 

「思い」も「言葉」も、既に変えられてしまった証

 

です!!!

 

 

では、番組『 映像の世紀バタフライエフェクト 』(NHK BS)から、「キューバ危機 世界が最も核戦争に近づいた日」の回を少し眺めていきます!

 

そして、特に今回は「知識」としてではなく、「メタファー(物語や比喩・暗喩)」としての側面を強く意識して下さい!

すると、自然とあなたの「認知の歪み」が(幾分か)修正されます(笑)

 

【 キューバ危機とは 】

1960年代、ソ連(ソビエト連邦)とアメリカは「東西冷戦」を繰り広げていました。

そして、ソ連は核ミサイルの発射訓練を繰り返すと同時に、アメリカの隣国のキューバに、密かにソ連の核ミサイルを持ち込みます。

 

核ミサイルはニューヨークやワシントンD.C.など、アメリカ国内の半数の都市を「射程範囲内」に捉えます。

そして、1962年、米ソの「全面核戦争」が目前に迫ったのが、キューバ危機です!!!

 

【 キューバ危機の発端 】

1959年4月、キューバ革命を成し遂げたキューバ首相のフィデル・カストロは、アメリカを訪れます。

アメリカ国民から熱烈な歓迎を受けると同時に、アメリカ国民はカストロを英雄視していました。

そして、カストロはメディアの前で、アメリカとの「友好」を宣言します。

 

しかし、アメリカ大統領のアイゼンハワーはカストロとの会談を拒否します。

その「理由」は、ゴルフでした。

 

 

実は、キューバでカストロが倒したのは、アメリカ政府が「支援」していた政権でした。

すると、1960年、国際連合の場で、ソビエト首相のニキータ・フルシチョフがカストロに接近します。

これが「事の発端」になり、後の「13日間」に及ぶキューバ危機に繋がっていきます、、、