第579回:『 意識から放たれる異臭に気づく方法 ~下水道クライシスを元に考える~ 』
【 その他参照ワード:硫化水素、潜在意識、顕在意識 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
今回は「風変わりな視点」を活用しながら進めます(笑)
そこで、最初に「問い掛け」ます、、、
あなたは「今の」自分を、どれくらい「知って」いますか???
あなたは「過去の」自分と比較して、どれくらい「変化」しましたか???
どうですか???(笑)

では、番組『 クローズアップ現代 』(NHK BS)から「 “ 下水道クライシス ” いま都市部で何が 」の回を少し眺めます!
【 下水道クライシスとは 】
今年(2025年)の初めに埼玉県八潮市で、大規模な道路陥没事故が起こりました。
そして、道路を陥没させた原因は、破損した下水道管でした。
そこで、この事故を受けて、下水道管の全国特別重点調査が行われています。
ちなみに、調査対象は直径2m以上、設置から30年以上の下水道管です。
そして、下水道管の異常の多くは、特に都市部で相次いで見つかっています。
なぜなら、
都市部は人(人口)が多い
という理由で、優先して下水道管が整備されたからです。
そして、下水道管の耐用年数は約50年超と言われるものの、50年未満でも劣化が進むリスクは潜んでいます。
ちなみに、東京23区と政令指定都市の下水道管だけで、約11万2300キロの長さがあり、これは地球約3周分になります!

【 腐食を招く硫化水素 】
1m~2m程の地下の「浅い」箇所には、電線・通信・ガス管・(上)水道管など、
私達の日常生活と・・・
切っても切り離せない数多くの設備・・・
が埋設されています。
そして、都市部の場所によっては、これらの設備の「下」に地下鉄が通っています。
そして、10m~15m程の地下の「更に深い」箇所に埋設されているのが下水道管です。
そして、下水道管の大きさは地域により違うものの、特に都市部では直径が数メートルにまで大型化しています。
そして、
下水から発生する硫化水素が硫酸に変化し・・・
下水道管を腐食させる・・・
という「流れ」になります。
特に都市部に数多く存在する、「落差」のある下水道管内では、水中の硫化水素が空気中に「拡散」しやすい状態にあります。
故に、腐食も「早く進む」という事です。

そして、マンホールの点検等でも、硫化水素による事故が相次いでいます。
更に、冒頭の八潮市の現場周辺では、
未だに異臭が続いている
という状態です。
周辺の住民には埼玉県から脱臭器も提供されているとは言え、それだけでは到底「除去」出来ず、個別に消臭スプレーなどで対処しています。
そして、八潮市の下水道管は42年が経過したものでした。
しかも、3年前の調査では、直ちに対策が必要とは「判断」されませんでした。
そして、
下水は人の日々の営みから生み出されている
ものです。
そして、下水道管の点検等も含め、
誰かがやらないといけない
というのが事実であり真実です!

では、ここ迄の内容を「風変わりな視点」で中締めします(笑)
【 意識を流して洗浄する 】
私達の意識は、以下の2つに大別出来ます。
顕在意識(約10%) : 日常生活上の分析や、社会ルールなどから善悪の判断を司る
潜在意識(約90%) : 記憶や経験の貯蔵と共に、想像力や直感などの源を司る
そして、顕在意識は約10%しか占めていないが故に、
氷山の「一角」
と呼ばれます。
一方、潜在意識は「無意識」とも呼ばれ、約90%を占めているが故に、
氷山の「土台」として、大切で重要な働きをしつつも・・・
その大部分は目に見えない事から・・・
普段は意識に上らない・・・
という傾向が高くなります。

つまり、
顕在意識は、地下浅くにある(上)水道管の役目を果たし・・・
潜在意識(無意識)は、地下深くにある下水道管の働きを担う・・・
との「比喩」も可能です!
ちなみに、上水道と下水道の「違い」は分かりますよね???(笑)
そして、顕在意識は、
常識や教育などの影響を大きく受ける
という特徴があります。
つまり、
顕在意識の形成には・・・
数多くの人の関与が介在する・・・
という事です。

そして、
水は流さないと澱(よど)むのは・・・
意識も同じ・・・
という事です。
更に、
「水清ければ魚棲まず」の言葉のように・・・
顕在意識と潜在意識の関係でも・・・
他者との人間関係でも・・・
自分自身との関係でも・・・
「調和とバランス」が大切で必要・・・
という事です。
そして、
全ては日々の人の営みから生まれ変化する
という事と同時に、
あなたは「自分に気づけて」いますか???
という視点から、この先を眺めて下さい(笑)

では、メタファー(物語や比喩・暗喩)として、漫画本『 美味しんぼ 』(作・雁屋 哲、画:花咲アキラ、小学館)から第97巻掲載の「 美味しい顔 : 前編・後編 」の回を少し眺めます!