【 思いと言動の違い 】
ここ迄の東田さんの話は、《 (書かれた)言葉や文章で見れば 》充分過ぎる程に理解出来るでしょう。
しかし、それぞれの場面の実際の東田さんは、時間も少なからず掛かっています。
更に、時に自分の意思や意識とは《 裏腹に(無関係に) 》大きな声が出てしまったり、頭を抱えるなどの仕草もあります。
また、先ほどの「人の刺すような視線」とは、「刺す側」は(悪意も悪気もなく)相手のしぐさや言動(のみ)を観ているのでしょうが、「刺される側」は魂に突き刺さるように感じているかもしれません。
あの世は《 厳然たる区別世界 》ですが、
あの世では《 差の開き 》がある魂とは交わりを持てない・・・
様々な魂との《 交流が可能 》になるのは、この世であるからこそ・・・
という事です。

そして、ミッチェル氏との対面を終えた後の東田さんの話です。
東田さん:
『 僕はもっとたくさんの話がしたかったのですが、自分の言動をコントロール出来ませんでした。
自閉症のお子さんに父親として何をしてあげればいいかと、僕に質問されました。
僕はそのままで十分だとお答えしました。
子どもが望んでいるのは親の笑顔だからです。
僕の為に誰も犠牲になっていないと、子ども時代の僕に思わせてくれたのが僕の家族の凄い所です。
僕はまだまだ未熟ですが、いつかミッチェルさんのような大作家になれるよう努力するつもりです。 』
【 大切なのは真の動機 】
東田さんは「言語失行」という症状かもしれないとの診断を受けます。
診断した医師がMRIによる脳の検査をさせて欲しいと頼んだ所、「それで何か分かるのですか? 治療も出来るのですか?」と東田さんが尋ねます。
医師からは「分からないかもしれないし、治療にも繋がらない可能性はある」と言われ、当初は検査に反対の姿勢を示します。
しかし、再び医師から「10年20年先の治療に繋がるかもしれないし、東田さんには直接役立たないかもしれないけれど、他の自閉症の方に役立つ事もあるかもしれない」と言われ、
東田さん:
『 それでは、みんなの為に受けたいと思います。 』
と快諾します。
ジッとしているのが苦手であり、睡眠薬を服用しつつも、MRIの密閉された空間に40分も身動き出来ない状態というのは、私達でも同じであり、特に東田さんにはとても辛かったであろうと、これも容易に想像出来ます。
この東田さんの姿勢からは、
《 自分事と他人事とを(出来得る限り)分け隔てしない 》という姿勢がなければ出来ない事かもしれない・・・
と私個人的には感じ入ります。
これがTOPICSで幾度も伝えている《 最も問われるのが真の動機 》を考える一つの視点になっています、、、

ちなみに、東田さんの検査結果から、《 他人の意図を読み取る 》役割をしている右脳の一部分の体積が「健常者」よりも大きい事が分かりました(健常者との言葉は番組内で使われていたものです)。
それでは、ここから締め括りに入ります!
そして、番組で紹介されていた東田さんの言葉や書籍を元に、そこに魂の視点を当てはめ眺めていきます!
【 感情と前世 】
東田さん:
『 僕はきれいな桜を長く見続けることが出来ません。
それは桜の美しさが分からないからではありません。
桜を見ていると何だか胸がいっぱいになってしまうのです。
繰り返す波のように心がざわざわとかき乱されてしまいます。
その理由は感動しているせいなのか、居心地の悪さからくるものなのか、自分でもよく分かりません。
分かっているのは僕が桜を大好きだということです。 』
誰もが少なからず時と場面に応じて、このような《 相反する、相まみえない、矛盾のような 》感情を抱く事はありますし、実感として体験した事がある人も多いでしょう。
このような感情に訴えかける「対象」を深掘りしていくと、
その対象(や出来事等)との前世(過去世)における関係性が読み取れる事もある

これは、ヒプノセラピー(催眠療法)の「前世療法」のケースや経験からも導かれます。
そして、ここに先ほどの東田さんの『 僕の記憶は点の集まりで、僕はいつもその点を拾い集めながら記憶を辿っているのです。 』との話を当てはめてみると、《 何か見えて来るもの 》があるかもしれません、、、