【 東田さんへの2つの質問より 】
番組では東田さんの書籍を元に、次の2つの質問がされました。
①:「どうして上手く会話出来ないのですか?」との問い
東田さん:
『 話したいことは話せず、関係のない言葉は、どんどん勝手に口から出てしまうからです。
僕たちは自分の体さえ、自分の思い通りにならなくて、じっとしていることも、言われた通りに動くことも出来ず、まるで不良品のロボットを運転しているようなものです。 』
肉体と魂は《 繋がって重なって 》います。
しかし、怪我や事故、あるいは病気などで特に脳に損傷が生じると、自分の意思や意識通りの《 体の動き 》が出来なくなるケースもあります。
このような状態の本人は「歯がゆさ」や「もどかしさ」などを感じている「思い」も、本来であれば(容易に)《 汲み取る 》事が可能なはずです。

例えば、潜水服を着て海の中でコミュニケーションを取ろうと思っても、慣れていない場合には《 とても難儀する 》のは「想像力」を少し使えば理解出来るはずです。
そして、この場合には《 道具 》の活用も役立ち、「お金」も含め特に現代を生きる私達では、これらも課題や学びの一つとなっています!
②:「いつも同じことを尋ねるのはなぜですか?」との問い
東田さん:
『 今言われたことも、ずっと前に聞いたことも、僕の頭の中の記憶としては、そんなに変わりません。
よく分かりませんが、皆の記憶はたぶん線のように続いています。
けれど、僕の記憶は点の集まりで、僕はいつもその点を拾い集めながら記憶を辿っているのです。 』
あの世は当然ながら《 時間も空間も 》存在していません。
これは《 全てが今に存在している 》という意味であり、量子力学でも同じ事が言われ続けています。
そして、この世の視点の一つとして、
嫌な出来事などを《 繰り返し 》思い出し続けていると・・・
無自覚でプチトラウマのようなものを創り上げてしまう・・・
というケースは少なからずあります。

東田さんの言葉を借りれば、「線(記憶)」を《 分断 》しているが故に、潜在意識では過去の「点(トラウマ等)」を《 今、現実 》として《 繰り返し体験 》しているという意味になります。
【 通い合う二人の魂 】
2014年の春に、ミッチェル氏が東田さんに感謝の気持ちを伝える為に来日しました。
その対面の際に東田さんは自らを《 落ち着かせる為に 》窓の外をずっと見ていました。
それについてミッチェル氏の話です。
ミッチェル氏:
『 私に出来ることは待つこと。 直樹くんに空間と時間を与えることです。
私の息子も同じです。 慣れています。 十分な時間と空間が必要です。 』
そして、東田さんが落ち着いた後にミッチェル氏が感謝の言葉を改めて伝えます。
すると、東田さんは文字盤を活用して、
東田さん:
『 誰かにとっての喜びになるのは、僕にとっても嬉しいことです。 』
そして、ミッチェル氏が怖いものについて聞いた所、
東田さん:
『 人の視線が怖いです。 人はいつも刺すような視線で見ます。 』

更にミッチェル氏が一番幸せな瞬間について聞いた所、
東田さん:
『 昔は自然と一体化した時間が幸せでした。 今は家族で笑ってる時や、僕の本を読んだ人たちから感想を頂ける時が幸せです。 』
そして、最後にミッチェル氏が「自分の息子にどうやって手伝う事が出来るか、どうすればいいのか」のアドバイスを求めた所、
東田さん:
『 僕はそのままで十分だと思います。 お子さんもお父さんのことが大好きで、そのままで十分だと思っているはずだからです。 』
そして、対面を終えた後のミッチェル氏の感想が次のものです。
ミッチェル氏:
『 時々、私たちは1秒ほど見つめ合いました。
直樹くんは話すとすぐに席を立ってしまいます。 目が合うことを避けるかのように。
でも、6~7回、目が合いました。
素晴らしい瞬間でした。
彼が私の魂を、そして、私が彼の魂をのぞき込んでいるかのようで、感動的でした。 』
