三日坊主の勧め!?(笑) ~アリストテレス哲学より~:幸福と徳と中庸

感性とは「外界」からの刺激をそのまま受けとめる能力

 

との意味も持っており、これを「直観」と評している辞書もあります。
そして、現在の世の中や社会における厄介事の9割以上は「人間」がわざわざ!?引き起こしているものであって、「自然(界)」が引き起こしている性質のものではありません。
先程は解説に『 「自然によってではなく」また「自然に反してでもなく」 』という箇所もありましたが、

 

感性とは私達「人間」の誰もに備わっているもの

 

でもあります。
そして、備わっているという性質からは、

 

感性は私達「人間」の「内面(内なる世界)」に存在するもの

 

と表現出来ます。
世の中や社会における厄介事の多くが、

 

感性の麻痺に陥っている(から)・・・

 

というのが多くの理由や原因となっております!
ちなみに、先程の「直観」とは「直感」ではなく「観」の字が当てられておりますが、これもここ最近のTOPICSでは《 「見ない」ようにする為には一度「見る」必要が生じる 》とお伝えしております(笑)

 

では、次はどのように「徳」を身に付けていくのかについてのアリストテレスの言葉です!

アリストテレス:
『 さまざまな技術の場合と同様、われわれはまずその行為を現実化することによって身に付けるのである。
  (中略)
  たとえば人は家を建てることによって建築家になり、竪琴を弾くことによって竪琴奏者になるのである。

  まさにこれと同様に、正しいことを行うことによって、われわれは正しい人になり、節制あることを行うことによって節制ある人になり、また勇気あることを行うことによって、勇気ある人になるのである。 』

 

ところで、潜在意識繋がりという訳ではありませんが、このTOPICSにおきましても、よく「メタファー(物語や比喩)」を活用しております。
なぜなら、潜在意識はメタファーがとても大好き!!!だからです(笑)
アリストテレスも活用しているのはお分かり頂けましたよね!?

少し話が逸れましたが、よく次のような事も言われたりします。
それが、

 

人はその人が思っている通りの人間(人生)になる・・・

 

と。
そして、

 

行動には「作為(何かをする)」と「不作為(何もしない)」の両方が存在する

 

のが事実でもあり真実ですが、これは《 「思い」と「言葉」でも同様 》です!

と、ここで、この番組では一つの疑問が投げ掛けられておりました。
それは次のようなものです。