三日坊主の勧め!?(笑) ~アリストテレス哲学より~:幸福と徳と中庸

【 「悪徳」について 】

次は、「悪徳」についてです!

 

アリストテレス:
『 人と人の交渉におけるいろいろな事柄を行うことによって、われわれは正しい人間になったり、不正になったりするからである。 また恐ろしい状況におけるもろもろの事柄を行いながら、恐れることや自信をもつことを習慣づけられて、われわれは勇敢な人間になったり、臆病になったりするからである。 』

解説:
『 アリストテレスは技術と同様に「徳」も身に付いた時には「素早く出来るようになる」「喜びを感じるようになる」と述べている。 (また)アリストテレスは「徳」ある人をモデルにして初めて「徳」は身に付くんだという風に考えています。 「徳」についても「悪徳」についても、(子どもは)まずは親のあり方を見て自ずと身に付けてしまうということがある訳です。 

 

 

【 ネガティブ&ポジティブは自分次第 】

この箇所は、コミュニケーションとも関係しています。

そして、コミュニケーションが存在する一番の理由が、

 

この世に自分一人(きり)しか存在しなければ・・・

《 自分 》という「認識」すら保てない・・・

 

という事です、、、

 

そして、先ほどは『 小さな成功体験 』にも触れましたが、

 

成功体験とトラウマの本質は同じ!!!

 

との視点が成り立つケースもあります!

例えば、

 

成功は、行動を繰り返す事で良い「イメージ」が湧きやすくなり・・・

トラウマは、繰り返し想い出す事で「想像(記憶)」に脚色が混ざりやすくなり・・・

更に、実際に体験した以上の「感情」の増幅がされやすくなる・・・

 

という傾向があります。

これが、

 

「予期不安」であるが・・・

「取り越し苦労」と紙一重・・・

 

という事です、、、

 

 

【 特に律するのは大人 】

『 「徳」についても「悪徳」についても、(子どもは)まずは親のあり方を見て自ずと身に付けてしまう 』とのコメントがありましたが、

 

「学ぶ」の語源は・・・

「真似(まね)ぶ」!!!

 

との視点も、幾度も伝えています(笑)

そして、

 

大人が子どもから学ぶ(想い出す)姿勢を・・・

見失ってはならない!!!

 

との視点も同じです!

 

そして、

 

大人の社会にイジメがあるから・・・

同じ事が子どもの世界に《 反映 》される・・・

 

という事も同じです、、、

 

 

アリストテレス:
『 要するに一言でいえば、同じような活動の反復から、人の性格の状態が生まれるのである。 (中略) したがって、若い頃からただちにどのように習慣づけられるかは、些細な違いを生むのではなく、きわめて大きな、いや、むしろ全面的な違いを生む、と言ってよいであろう。 』

解説:
『 アリストテレス自身「悪徳」を変更する事の困難さについて語っている箇所もあるのですが、でもだからと言って全く変更不可能な訳ではなくて、少しでも良い、少しでも悪さの度合いの低い選択肢を選んでみる、その事によってほんの少しでも悪くない方向へと進んで行く出発点が得られると。 』

 

同じく、「(過度な)二者択一に陥らない」という視点に加え、

 

物事や出来事には《 グラデーション(濃淡) 》が存在する

 

との視点が成り立ちます。

そして、『 アリストテレス自身「悪徳」を変更する事の困難さについて語っている箇所もあるのですが 』とのコメントにある、

 

「困難さ」を生み出す最大かつ超強力な原因が・・・

《 自己憐憫 》!!!

 

です!

更に、自己憐憫は、

 

いとも簡単に《 (共)依存 》とタッグを組む!!!

 

ようになります!

 

 

【 「節制」のパターン 】

『 節制(自分の欲望をコントロールする力) 』も出て来ましたが、番組ではイジワル!?な問い掛けもされていました!

それが、

 

 美味しそうなケーキが目の前にあり・・・

甘いものが大好きな人が・・・

ダイエットをしている場合に・・・

どう対応するのか???

 

というものです(笑)

 

その対応に関し、アリストテレスは以下の4つのパターンがあると考えます、、、

 

① 決してぶれない人(食べない)

② 葛藤の末に食べない人(食べたいけど食べない)

③ 葛藤の末に食べちゃう人(食べちゃダメって分かってても食べちゃう)

④ 欲望のまま振る舞う人(食べちゃう)

 

果たして、あなたが当てはまるのは、どれですか???(笑)

 

 

更に、「節制」に関し、

 

「有徳な人」と「悪徳の人」との相違

 

という視点も、番組では紹介されていました。

 

A : 節制ある人(節制ある振る舞いを喜び、それに対し葛藤がない)

B : 抑制ある人(理性と欲望が葛藤しつつ理性が打ち勝つ)

C : 抑制のない人(理性と欲望が葛藤しつつ欲望が打ち勝つ)

D : 放埒な人(欲望のままに振る舞い、それに対し葛藤がない

 

更に、「ABCD」の行動パターンと、理性との関係では、次の通り紹介されていました。

 

理性の支配下にあるもの : AとB

欲望の支配下にあるもの : CとD

 

「健全な理性」の存在下にあるもの : AとBとC

「悪しき欲望」の存在下にあるもの : DとCとB

 

なお、『 悪(しき) 』とは言っても、犯罪などの性質ではありません(笑)

 

 

【 癖も習慣も性質は同じ 】

これらのアリストテレスの考え方を元にしたのが、以下のコメントです、、、

 

解説:
『 「徳」を身に付けるには時間が掛かるとアリストテレスは言っている。 「徳」を身に付けるには幾つかのステップを越える必要がある。 』

 

そして、『 時間が掛かる 』とは、潜在意識の特徴で紹介した「繰り返し」という意味ですが、

 

は・・・

無意識で繰り返して来た・・・

習慣に過ぎない・・・

 

という性質があります。

でも、

 

癖は、どこかネガティブで・・・

習慣は、どこかポジティブ・・・

 

のような言葉の響きがあるでしょう(笑)

 

 

ちなみに、「無くて七癖」との言葉もあります。

この意味は、

 

癖が無いように見える人でも・・・

よく観察してみると・・・

七つぐらいの癖は見つけられる!!!

 

というものです!

そして、癖の多くは、

 

《 他者 》から指摘されて・・・

初めて《 気づく 》!!!

 

というのは、あなたも経験済みでしょう(笑)