夢には幾つかの性質や、それぞれの特徴というものがありますが、その多くは、潜在意識が司っています。
このTOPICSにおいても、顕在意識と潜在意識に関しては、幾度か取り上げておりますが、今回のテーマの夢に関係する、それぞれの意識の特徴においては次のような事が当てはまります。
顕在意識は、物事を「時間的」に捉えている
つまり、
過去 → 現在 → 未来 というように、一直線に流れている
一方、
潜在意識は、物事を「無時間的」に捉えている
つまり、
過去 ← → 現在 ← → 未来(過去 ← → 未来 も含め)というように、全ては同時に起こっている
というような、捉え方における機能の違いがあります。
そして、私達が夢を夢として認識(処理)する際には、次のような流れになっていると考えます。
潜在意識 → 顕在意識 → 脳
と。
そして、私達の多くは、目覚めてから見た夢を振り返って見ると、何かオカシナ夢だったな?訳の分からない夢だったな?辻褄が全く合わない夢だったな?と判断や認識する事が圧倒的に多くなります。
これも、先ほどの「潜在意識 → 顕在意識 → 脳」という流れから、
私達が見ている夢の中の、登場人物や出来事というのは・・・その人にとっての「シンボル・象徴」
として見せてくれている事から起こっていると考えられます。
例えば、
潜在意識では「この世のものとは思えない色を見た!」・・・との「(実際の)体験」をし・・・
顕在意識では「この世のもので表現出来そうな、何か近い色はないかな?」・・・との「判断と分析」を加え・・・
脳では「(自分にとってのこの世ではない色は)金色!」・・・との「理解」をする(させる)・・・
ような感じに似ているかもしれません。
では、今回のテーマの「夢の中で見る、さらなる夢の真実?」ですが、これはあくまで私の個人的な解釈に過ぎませんが、それは、
夢の中の2つ(あるいは複数)の出来事は・・・
実際に、2つの出来事を・・・
同時進行(並行)で体験していた・・・
と感じております(笑)
また、その理由としても、先ほどコメントした通り、
夢(の多く)は潜在意識が司っており・・・
その潜在意識の特徴は・・・
「無時間的」に物事を捉えているから・・・
になります。
そして、これも私個人の勝手な感じ方ですが、「奇妙な?疲労感」というのは、
潜在意識では、実際に2つの「体験」を行えている(出来ている)が・・・
顕在意識では、物事を「時間的」にしか捉えられないため・・・
2つの「体験」を、ひとまず分離させ・・・その後に、「時間的」に並べ替え・・・
その上で、その「体験」を・・・脳が「理解」するように(させるように)働く・・・
という、
普段では、ほとんど行っていない脳の処理作業による疲労感では・・・?
と考えております(笑)
そして、皆さんはあまり体験したくないかもしれませんが、この、脳における奇妙な?疲労感に近い事は、身近な事でも体験出来ます(笑)
現在のTVは、4Kあるいは8Kと、映像が格段に綺麗になっています。
そこで、私が以前に、ある白黒仕立て風のドラマを観ていた時の事です。
それは連続ドラマでしたので、普段はカラー映像ですが、その放映回だけは白黒風に仕立て上げられていました。
普段見る登場人物は勿論カラーですが、その回だけは馴染みのある登場人物も白黒風です。
そして、見終えた後、私は何か疲れたなぁ~と感じました。
そして、気づきました!?
普段はカラ-映像で馴染んでいる人物が・・・
今回は白黒風である事によって・・・
脳が何とか(いつも慣れ親しんでいる)カラー風に見せよう!見せよう!・・・近づけよう!近づけよう!・・・
と、働いていたのだなぁ・・・
と(笑)
実際の所は分かりませんが(笑)
そして、夢から目覚めた後に、何か疲れているなぁ、あるいは、何か気分が乗らないなぁ、などのケースでは、勿論、見た夢の内容にもよるかもしれませんが、