祈り・思い ~祈りの効果の実証実験や百匹目の猿という集合無意識からも~

この記事をどのように解釈するか、また、どのように受け止めるかも皆様の自由です。
信じる、信じないも同様に自由です。
また、私はキリスト教の祈りを肯定している訳でもありません。
アメリカ国内での実験であるため、主教であるキリスト教が活用されたことと思います。
日本で言えば「ご仏壇に手を合わせる」ような感じかもしれません。

 

このような「祈り・思い」とは、言い換えれば「私達の意識」そのものです。
そして、人々の意識が集合した時に、そのエネルギーは何倍にも増大していき、様々な事象に影響を及ぼしていることは量子力学の実験では科学的に証明されています

 

皆様も名前だけは知っている方も多いかもしれませんが、心理学者のカール・ユング「集合無意識」という説を唱えていました。

 

この説の説明として使用されるお話に「百匹目の猿」というのがあります。
それは、集団生活を送っている猿のグループの中で、ある一匹の猿が芋を洗ってから食べ始めるようになりました。
すると、その芋を洗うという行為が他の猿にも伝わって、ある一定数の猿が同じように芋を洗って食べるようになりました。
ここまでは、よくある普通のお話です。

そして、ある一定数の猿が同じ行為を行うことによって、接触することが不可能な距離も空間も遠く離れた別の猿のグループの中に、芋を洗う行為がその後見受けられたというお話です。
つまり、「意識」がある一定数を超えると、それは空間を超えて別の「他の意識」により認識されるようになるというお話です。

このお話の実験にも、異論・反論も多々あります。
そして、このお話も同様に、自由に受け取って下さい。

 

私の全くの個人的見解ですが、「お盆」の日でなくとも、「旅立たれた方々」は私達を見守り、必要であれば導きも行ってくれていると思います。
しかし、「お盆」という日を設けることにより、私達の「多く」の意識が「旅立たれた方々」へ向けられ、より「思い」が届きやすくなるという側面があるのもしれません。

 

何かを信仰している方であれば、その流儀や儀式に則るのも良いでしょうし、特に信仰しているものがなければ儀式などにこだわる必要もないと思います。

やはり大切なのは「思い」であると感じます。
皆で思い出話に花を咲かすのも良いでしょうし、一人心の中で静かに思うのも良いでしょう。
「旅立たれた方々」を気に掛けているようでしたら、「お盆」の日を活用して「思い」を馳せ、そして、今年の後半を健やかに送れるよう、切り替えの季節にしてみるのも良いかもしれません。

 

ちなみに、今回と関連したテーマと致しましては2020年12月19日の第336回目のTOPICS『 コロナ禍での初詣など ~意識の力~ 』、2016年1月21日の第82回目のTOPICS『 情報と心・イメージ 』などもございます。

 

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