東京オリンピック ~真の意味の「おもてなし」や「ご馳走」とは何か~

お客様を「おもてなし」するために、

その家の主人が、新鮮な食材や旬の食材などを求めて、

「走り回る」ことです。

 

そこには、新鮮あるいは旬の栄養価の高い食材を食して貰うことで、日頃の感謝や、日常の疲れを少しでも回復して貰いたいなどの「思い」が込められています。
このように、「ご馳走」とは、本来の趣旨としては高価な食材を買い求めることではありません。

 

そして、今のオリンピックのようなことは、私達の身近にも似たようなケースは多々あります。
例えば、今、青森駅前の再開発を巡って色々な議論がなされています。

 

商店街の活性化のため、あるいは観光客を「おもてなし」するために「県都」の玄関口である駅前を再開発することには意義がある。
一方、予算が当初より超えているため、計画を見直す必要性や、他に優先すべき課題があるのでは、といった意見もあるようです。
当然のことながら、この駅前再開発にも青森市民の皆様方の税金が活用されていきます。

 

東京オリンピックにせよ、青森駅前再開発にせよ、何かの計画を進めるに当たっては、試行錯誤をすることもあるでしょうし、実際に着工していく中においては、臨機応変に計画を変更していくこともあることでしょう。

そして、どのような施設を建設しようか、そして、そのためにはどの位の金額が掛かるのか、などの現実的な議論も勿論必要です。

 

しかし、それと同時に、

 

「おもてなしとは何たるか?」

 

ということを、今一度、考える余地があるのでは、、、、、と感じています。
そして、「おもてなし」の対象とは外国の方、あるいは県外の方ばかりではありません。
本来はそこに住む人々も含まれています

 

人に「おもてなし」をされ、そして、自分も「おもてなし」をする。
自分自身を「おもてなし」するという観点から考えてみると、何か光明が見えて来そうな気はしませんか、、、、、?

 

ちなみに、今回と関連したテーマと致しましては2022年6月18日の第412回目のTOPICS『 満腹感から学ぶ様々な視点 ~満漢全席という美味しんぼメタファー(笑)~ 』、2018年8月25日の第216回目のTOPICS『 「美味しんぼ」というメタファー(物語)から考える「おもてなし」 』などもございます。

 

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