第16回:『 イヤよイヤよも好きのうち? ~自由意思の尊重と極度な反応に気づく~ 』
【 参照キーワード:潜在意識、過剰反応、無意識下の抑圧、イヤよイヤよも好きのうち、自由意思 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。
最近は、女性の芸人さんである日本エレキテル連合の『 ダメよ~ ダメ、ダメ 』のフレーズが流行っていますが、「イヤよイヤよも好きのうち」というのを潜在意識の観点から考えてみたいと思います。
まず、私のヒーリングやヒプノセラピーの仕事の内容について、好奇心や興味を持たれる方もいれば、真っ向から否定や拒否をされる方もいらっしゃいます。
それはそれで、人それぞれの受け止め方がありますし自由ですので、全然構わないと思います。
私は、ヒーリングやセラピーなどに興味や好奇心を持っている方とお話をする時は、色々な体験や詳しいことをお話したりもしますが、そうでない場合は、最低限の紹介にとどめ、通常の会話で盛り上がろうと心がけております。
そこで、今回ポイントとしているのは「極度に反応」されるケースがある場合です。
これは私の場合に限りません。
皆さんの中でも、自分では何気ない話題のつもりが、必要以上に反論されたり、論破されようと試みられたりされたケースはないでしょうか?
私はこのような時、その相手方の中に、
「無意識で抑制している何かがあるのかな?」
という捉え方をしたりします。
人は自分の中で、ある程度の消化や理解が進んでいる物事には、「極度に反応」することは、あまりありません。
「極度に反応」する場合は、その人も気づいていない無意識の中にある「何か」を守ろうとして反応しているケースが多いように思われます。
別にそれが悪い訳でもありません。
実際に今まで自分の世界観の中に受け入れてこなかったことが、ある出来事をきっかけに、堰きを破ったように好きになるケースも多々あります。
このように、もし皆さんの中でも、何か真っ向から拒否や否定したい話題などが出てきた時に、
「自分の中に何か抑制しているものがあるのかな?」
と考えてみて下さい。
その多くは、
「怖れ」
を基に発していることがよくあります。
それに気づけば、「極度に反応」することも少なくなっていくと思います。