第520回:『 性や性欲から学び取る思考の視野狭窄に陥らない ~ポルノ依存からも~ 』
【 その他参照ワード:性のバーチャル化、セルフプレジャー、自慰行為、勃起不全、セックスロボット、AI疑似セックス 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
性や性欲に関する話は、
友人知人そして家族など身近な関係ほど話し辛く・・・
一方で距離のある人とは尚更話題にし辛い・・・
という面があります。
それが故に、
一人で抱えがちになる
という傾向がとても高いです!
そして、性欲に関しても、
強い人もいれば薄い人もいるのが自然な事
です。
また、男女の性別やLGBTQに関わるものでもありません。
では、ここから番組NHKスペシャル『 ヒューマンエイジ第4集 』(NHK)の「性の欲望 デジタル技術 “解放” か “堕落” か」の回を少し眺め、そこに様々な視点を加味して進めていきます!
【 二足歩行が繁殖期(発情期)を無くした!? 】
自然界では多くの生物が繁殖期(発情期)を持ち、この期間だけ性行為が行われます。
しかし、1年を通して(時期に関わらず)性欲を感じるのが人間の特徴です。
この事から、
人間の性欲は他の生物とは違う
と考えられています。
その理由の一つに、人間が「二足歩行」を始めたのがキッカケと言われます。
それは、今から440万年前のアフリカに暮らし、二足歩行を始めた最古の人類のラミダス猿人です!
二足歩行になった事で、女性の骨盤が変化し産道が狭くなりました。
それにより赤ちゃんを「より小さく未熟な状態」で生むようになりました。
そして、未熟な赤ちゃんを育てるのに必要となったのが「絆」であり、絆を築くのに役立ったのが「セックス」と考えられています!
つまり、それ迄は繁殖期(発情期)だけにしていたセックスが「日常的なもの」になり、それが更に絆を強めていったと考えられています。
そして、一夫一妻に近い繁殖(生存)形態となり、子どもをつくる事だけではなく「お互いの関係性を維持する」為にセックスがより大切になったと考えられています。
そして、一夫一妻に近くなった事で「男性同士の争い」が減り、集団で暮らす「社会性が営まれて」いきました!
ところで、世界はとつもなく広いので、中には「一夫多妻制」を文化(風習)としている地域もあります。
私は知りませんが、もしかしたら「一妻多夫制」の文化(風習)も多々あるかもしれません!
そして、男性同士の争いの減少が社会性の構築に役立ったにも関わらず、
現在の「争いの種」の多くは男性が種を蒔き芽吹かせている
のが現実です。
『 キン肉マン 』の歌詞(作詞:森雪之丞)には、
《 ああ 心に愛がなければ スーパーヒーローじゃないのさ 》
とあります(笑)
勿論、「ヒロイン」という女性でも同じ事です!!!