分け与える事と分かち合う事の違い ~利己主義と利他主義という動機~

第532回:『 分け与える事と分かち合う事の違い ~利己主義と利他主義という動機~ 』

【 その他参照ワード:生成AI、半導体、TSMC、JASM、アメリカ同時多発テロ 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

前々回のTOPICS『 頭の中のガラクタを整理し未来を創造する ~2024年の振り返りを含め~ 』では、

 

《 見えているようで、「見え辛い」のが「水」の特徴 》

《 生き延びる為に必要となるのは、「水」でしょうか、、、「お金」でしょうか、、、 》

《 生成AIの元になる半導体「工場」でも、「多量の水」が必要です 》

《 怠惰な姿勢が行き着く先とは、自殺と長生きの両方を願うという「(自己)矛盾」 》

 

などを伝えました!

そして、これらの視点は、今回のテーマにも深く関わっています、、、

 

 

では、番組『 NNNドキュメント’24 』(日本TV)から「巨人の棲む町 半導体バブルの光と影」(くまもと県民テレビ)の回を少し眺めます!

なお、紹介する内容は、特定企業や半導体工場等を批判や非難する趣旨では、全くありません!

 

今回のテーマに擬(なぞら)えて「考えて」下さい、、、

 

【 TSMCの進出 】

TSMCとは、1987年に台湾で設立した企業です。

半導体の受託生産で世界一のシェアを占め、時価総額もアジアトップです。

 

TSMCの日本での最初の拠点となる、第1工場(運営は子会社のJASM)が建設されたのが、熊本県の菊陽町です。

菊陽町の人口は約4万4、000人で、農地が4割を占めています。

 

2024年2月の開所式では、政府関係者を筆頭に、日本のトップ企業の代表の面々も顔を揃えます。

なぜなら、日本政府はTSMCの第1・第2工場合わせて、最大1兆2、000億円の財政支援をしているからです。

これにより、九州の経済波及効果は10年間で20兆円と言われています、、、

 

【 突如訪れた通勤ラッシュ 】

第1工場では1、700人(台湾:500人、日本:1、200人)が雇用されます。

工場の最寄り駅では通勤ラッシュが起こり始めた事で、町が運行する通勤バスが準備され、便も増設されます。

 

 

更に、マイカー通勤も増えた事で、周辺道路では渋滞問題が深刻化します。

この渋滞解消の取り組みも、TSMCが中心に鎮座して進められます。

 

菊陽町の町長:
『 今まで町が計画していた道路整備は、ほぼ動いていなかった。 JASMの進出によって、国策という事もあり、(周辺の)道路整備については、(国から)10年間で300億円という予算を付けて頂いた。 』