第581回:『 昭和の高度成長から学ぶ成熟と成長の違い:前半 ~過去の栄光にすがらない~ 』
【 その他参照ワード:三種の神器、東京オリンピック、戦争特需 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
TOPICSでは、
「今(現在)」の常識や基準や価値観のみで・・・
過去の全てを「判断」してはいけない・・・
という視点を伝えています。
勿論、これは過去の過ちに対する、「理性」からの批判などを妨げるものではありません。
なぜなら、
二度と同じ事を繰り返さない為に!!!
という「振り返り」に活用出来るからです!
そして、特に今回のテーマでは、
成熟と成長は違う!!!
という視点を「考えて」下さい!

では、番組『 映像の世紀 バタフライエフェクト 』(NHK)から「 昭和百年(3)高度成長 やがて悲しき奇跡かな 」の回を眺めつつ、魂の視点なども加味して進めます!
【 高度成長とは 】
1955年(昭和30年)から1973年(昭和48年)の間が、
高度成長の時代
と言われます。
この間、毎年10%前後の「経済」成長率を続け、世界第2位の経済大国に昇り詰めました。
そして、高度成長を遂げた一番の原動力が、
長時間労働
と分析されています。
そして、現在よりも、毎月の労働時間は50時間以上多かったにも関わらず、長時間労働に駆り立てた原動力が、
給料は「目に見えて」上がり続け・・・
「明日は」今日より豊かになると信じられる・・・
という「空気感」から、多くの人がモーレツに働きました。
しかし、経済は「右肩上がり」で進んだものの、
経済至上主義が環境問題も含め・・・
色々な面で悪化を生み出した・・・
というのも事実であり真実です。
そのような「世相を反映」するかの如く、デパートを取材した際の、当時のニュースのコメントが残っています、、、
ニュースのコメント:
『 お客様の顔が、みんなお金に見えれば一人前(の従業員)。 』

ところで、カスハラ(カスタマーハラスメント)も現在の問題の一つです。
そして、同じくTOPICSでは、
お客様は神様ではない
と伝えています。
しかし、これだけでは不十分です。
故に、加味した視点として、
自分の会社の社員等もお客様!!!
と伝えています!
なぜなら、
自社の商品やサービスに「自信」を持てずに・・・
どうやって売り出す「アピール」が出来るのか???
という「当たり前」の事だからです(笑)

【 戦争特需による復興 】
1950年(昭和25年)から1953年(昭和28年)の朝鮮戦争により、日本国内の兵器工場が「特需」を受けた事で、戦後の復興が早まりました。
更に、同じく製鉄所(製鋼所)も潤い、物が飛ぶように売れるようになり、「企業」の資金が潤沢になりました。
故に、更なる工場の新設や、新たな機械を導入する「設備」投資がブームとなりました。
そして、特に鉄鋼の生産設備が充実し、良質で安い鉄が市場に出回った事で、建設・造船・自動車業界に好循環が波及しました。
そして、1955年(昭和30年)には経済成長率8%超えを達成し、高度成長の「幕開け」となりました。
その証の如く、(白黒)テレビ・冷蔵庫・洗濯機の「三種の神器」が売れに売れまくりました(笑)

ところで、現在は国(政府)の政策も相まって、
投資が推奨されている
という傾向に拍車が掛かっています。
勿論、株式も含め、投資などが悪い訳ではありません。
ただ、
安易な口車に踊らされる事なく・・・
元本割れなどの損をする可能性を・・・
自らで率先して、調べて考える!!!
という姿勢が大切で必要です!
なぜなら、
人は自分の見たい光景しか見ない・・・
人は自分の聞きたい話しか聞かない・・・
それ以外の光景と話は・・・
目にも耳にも入らない・・・
からです、、、

そして、TOPICSでは、
情報の90%近くは「視覚」から入る
と伝えています。
更に、
耳障りの良い情報が・・・
あなたの「聴覚」を揺さぶると・・・
、、、(笑)
リスクを回避する為に、今のあなたにとって、どうしても必要と思われる三種の神器を考えて下さい!!!