「先生」に込められたもう一つの意味 ~経験や知見を深める方法も~

【 訪れる危機 】

山岡士郎が勤務する東西新聞社に、危機が訪れました!!!

その危機とは、極亜テレビの金上社長が東西新聞社の株式の30%を取得した事です。

つまり、金上は東西新聞社の「経営に参加する権利」を取得しました。

 

そして、更なる危機の理由が、極亜テレビは金上の父が「汚い手」を使って乗っ取った経緯があり、低劣で俗悪な番組ばかりを放映していながら、高視聴率を取っているからです。

 

 

そして、金上は父にも勝る「冷酷無比」でありながらも、「凄腕の持ち主」です。

故に、金上は極亜テレビで完全な「恐怖政治」を敷き、君臨しています。

そして、金上は東西新聞社に株主総会の開催を要求し、乗り込んで来ます。

 

【 山岡に魔の手が迫る 】

金上が東西新聞社に向かう道中、山岡と出会い話し掛けます。

そして、金上は山岡の父が海原雄山である事、更に山岡と海原雄山が「不仲である」情報を既に入手していました。

すると、金上は山岡に話を持ち掛けます。

 

金上:
『 おまえと私の両方にとってよい話なのだが・・・ おまえは海原雄山を憎んでいて、何とかしてあの男を倒したいと思っているのだろう? 私もあの男が気にくわない。 何が何でも倒してやらなければ、気がすまない。 』

 

金上は山岡に協力しろと迫り、更に自分が東西新聞社の社長になったら山岡を昇進させ、給料も上げると持ち掛けます。

そこで、それほど迄に海原雄山を憎んでいる「理由」を、山岡は金上に聞きます。

 

金上:
『 あの男は、私を侮辱したのだ。 それも大勢の人間の前で・・・ 私は生まれて以来、あれほどの侮辱を他人から受けたことはない。 この屈辱、この怒り、この無念さ、何が何でもあの男を社会的に葬り、汚辱の沼の中にたたき込んで、悶死させてやらねば気がすまないのだ。 』

 

 

【 金上と海原雄山のバトルが勃発 】

金上は東西新聞社に乗り込み、早速、社員を「恫喝」します。

しかし、山岡は金上の尻尾を捕まえる為に、金上の話に乗る事を決めました。

そして、妻のゆう子に、海原雄山との間に何があったのかを聞きに行くよう頼みます。

 

山岡:
『 どうしてそこまで雄山を憎むようになったのか、金上社長は言いたがらない。 その理由を知る必要がある。 あそこまでひとりの人間を憎むのは、よくよくのことだ。 そこに、あの金上社長の弱みが隠されていると思うんだ。 』

 

ゆう子は海原雄山を訪ね、東西新聞社の危機や、これまでの経緯を話します。

すると、海原雄山は、ある出来事に「思い至り」ました、、、

 

あるパーティーで、海原雄山と金上は顔を合わせました。

すると、金上は海原雄山を単なる「料亭のおやじ」呼ばわりしつつ、極亜テレビの「有能さ」を並べ立てます。

しかし、海原雄山も極亜テレビの悪名高き実態を「既に知って」いて、バトルの勃発となりました。

 

 

金上:
『 おまえ(海原雄山)は味の分からぬ者たちに囲まれて、 “ 先生 ” などと呼ばれて悦に入ってる裸の王様だよ。 』

 

更に、自分の方が味覚も鋭敏だと「豪語」します、、、

 

【 金上が海原雄山を憎む理由 】

すると、二人の前に料理が運ばれて来ました。

その料理が、ハモ三種で有名な、

 

落としハモ & ハモ造り & ハモの照り焼き

 

でした!

 

しかし、金上は料理を見るやいなや、何の工夫も無く、どこの料理屋でも同じハモ料理ばかりだと「非難」します。

金上の言葉に「呆れた」海原雄山であったものの、追い打ちを掛けるかの如く、金上は海原雄山にハモ料理の勝負を仕掛けます。

 

そして、金上が用意した料理が、同じハモ三種でありながらも、

 

ハモの真蒸(しんじょう) & ハモの八幡(やわた)巻き & ハモと松茸の椀

 

でした!

金上の料理を味わった周りの人の「評価」も上々です。

 

 

そして、海原雄山が出した料理が、、、

 

落としハモ & ハモ造り & ハモの照り焼き

 

という、最初と「全く同じ」料理でした!!!

 

これを見た金上はコケにされたと思い、烈火の如く海原雄山に怒りをぶつけます。

すると、海原雄山は「自分の出した料理は、これ以上はないというハモ料理だ」と宣言し、金上の料理も確かに見事であると「認めつつ」話します、、、

 

海原雄山:
『 しかし、肝心のところを見落としたところを見ると、やはりただの素人だな。 料理で一番大事なことは、材料の持っているものをすべて引き出すことだ。 その一番大事な基礎を、おまえは無視したのだ。 』

 

 

そして、海原雄山は今日の料理で使ったハモは「最高のもの」と話します。

一方、金上の手の込んだ料理では、どのハモを使っても「同じ」と指摘します。

 

海原雄山:
『 素材の味を損なうことは、料理人の一番慎むべきことではないのか? 』

 

そして、海原雄山は「冷静に」金上に畳み掛けます、、、

 

海原雄山:
『 味がわかるとかわからないとか言う以前に、もっと大事なことがわかっていないのではないのか? これは重大なことだが・・・ おまえの作った料理を見ると、おまえには人間として決定的な弱点があることがわかる。 それが何だか、教えてやってもいいぞ。 』

 

すると、金上は海原雄山に復讐を告げ、その場を去りました、、、

このように、事の顛末を教えて貰ったゆう子は、金上の弱点を海原雄山に質問します。

 

ゆう子:
『 まあ・・・ 料理を通じてそこまでわかるものなのですか! 』

 

 

海原雄山:
『 料理を何と心得ている? 料理こそ、人の心の深奥を突くものだぞ。 その人間の作る料理を見て、その人間の心が読めないのなら、人間を辞めたほうがよい。 』

 

と、少々皮肉!?も込めた話となりました(笑)