【 越境大気汚染から学ぶ 】
この20年間で、火災で最も森林が消失したのが、世界一の森林面積を持つロシアです。
シベリアにはタイガと呼ばれる針葉樹林が広がっていますが、2021年に過去25年で最悪の大規模火災が起こりました。
5月に火災が発生し、6月下旬になると急拡大し、緊急事態宣言が発令されます。
そして、10月になってようやく鎮火しますが、1、880万ヘクタール(同じく日本の国土の半分)の森林が消失しました。
この年は他にも大規模火災が続発し、火災はNASAの衛星でも捉えていました。
その観測から、煙がロシア全土へ広がり、更に約3、000キロ離れた北極域にも到達していました。
これが「越境大気汚染」です!
ちなみに、2014年にシベリアで起こった森林火災では、高濃度のPM2.5が札幌へ到達した事もありました。
ところで、当然ながら自然界に「国境」はありません!
しかし、何でもかんでも「常に線を引きたがる」のが人間の悪い習性です。
この線引きは地上は勿論、海上(海中)にも空にも引かれています。
そして、おそらく「月」でも同じ事が起こるでしょう。
地球を取り巻く大気圏外には、無数の「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」が存在しています。
これを取り除かなければ、月にすら向かえなくなるというのに、、、
【 ゾンビ火災から学ぶ 】
東シベリアにあるオイミャコン村は、世界で「最も寒い定住地」と言われています!
1月の平均気温は「氷点下50℃」で、夏には「30℃」を超える日もあります。
そして、この村で森林火災が鎮火した後の氷点下50℃の「雪原」から、煙が立ち昇っている光景が複数目撃されました。
そして、煙が出ている穴の周りの雪は溶けていました、、、
衛星データを活用して検証した所、この現象は「ゾンビ火災」と判明しました!!!
このゾンビ火災は、2015年のアラスカで起きた森林火災の研究から発見されました。
仕組みと流れが以下の通りです。
① 北方の森林で大規模火災が起こると、僅かながら「土の中に」燃え移る事が起こります
② 土の中には分解されずに残っているコケ(苔)や枯れた植物があり、それらに「燃え移り」ます
③ しかし、冬場は地面が雪に覆われる為、雪が雨から地中の火を「守る」事になります
④ そして、春になり地表が乾燥すると、木の根などを伝って「地表へ」燃え移ります
⑤ こうして、「新たな」森林火災が起こり始めます
つまり、
「地中に潜った」火種が、「再び地上に甦り」森林火災を引き起こしている!!!
という現象です!
ところで、生命に限らず、他のあらゆる事柄でも、
全ては「根っこ(源)」で繋がって重なっている
のが事実であり真実です。
これに魂の視点を当てはめたのが、幾度も伝えている「グループソウル(類魂)」になります。
つまり、
人間も魂レベルで眺めると、全ては繋がって重なっている!!!
という事です!
これを科学的に表現したのが、
「全体」は「部分」を反映し、「部分」は「全体」を含んでいる
になります!
大人のあなたにも、良い面そして悪い面の「両方」含め、子どもの部分も多々あるでしょう、、、
そして、生まれながらの悪人はいません、、、