真似びを学びに昇華する ~自らの軸や芯を強固にする方法も~

【 試合に勝って勝負に負ける 】

大会が始まると、鉄兵は相手のクセを見抜き、団体戦でも強豪校を打ち負かしていきます!

そして、菊地も負けん気が強い事から、自らの必殺技である「風車」で相手を打ち負かしていきます。

 

その必殺技の噂を聞いた鉄兵は、思案に思案を重ねます、、、

そして、団体戦の決勝は東大寺学園VS新里工業と相成りました!

 

そして、他の連中(仲間の選手)では新里工業に勝てないと判断した鉄兵は、自らが先鋒となり、菊地を含めた相手5人の選手を一人で勝ち抜く戦法を取ります(笑)

体力を消耗しつつも、何とか大将の菊地を引きずり出す展開に持ち込みます。

そして、鉄兵は菊地は「風車」で来るだろうと考え、仲間によく観察するように伝えます。

 

 

しかし、菊地は「風車」を使う事なく鉄兵に勝とうとしている事を見抜き、鉄兵の「プライド」に火が点(つ)きます(笑)

そして、まさにチャンバラの如く、メチャクチャな竹刀裁きで菊地から一本先取しました!

すると、同じく菊地も「プライド」に火が点(つ)き、あっという間に「風車」で鉄兵から一本取り返します。

 

そして、「風車」に「肌で触れた」鉄兵は、その後に幾度も繰り出される「風車」を間一髪で交わし続けていきます。

「我を忘れた」菊地は激しい猛攻を仕掛けた上で、更に「風車」を鉄兵に見舞い、見事一本!!!と必殺技が決まりました!

 

しかし、必殺技が決まる直前で試合時間終了を迎え、引き分けで東大寺学園が優勝となりました(笑)

ただ、鉄兵は「試合に勝って勝負に負けた」と痛感し、ショックを受けます、、、

 

 

ところで、TOPICSでは「駄目なものはダメ!」と伝えるのが「真の優しさ」と伝えています。

ただ、これは相手を「追い込む(追い詰める)」という意味ではなく、

 

逃げ道を用意して上げる

 

という事も同時に含まれます。

これが、

 

損して得取れ

 

の本当の意味です(笑)

 

 

【 なりふり構わぬ鉄兵 】

新里工業の高等部の主将は、格下の東大寺学園に負けて烈火の如く怒り、菊地に個人戦では何が何でも優勝しろ!!!と命令を下します。

菊地は実家の剣道場に一時帰省し、祖父から新たな必殺技を伝授されました。

 

一方の鉄兵も、何としても「風車」を交わすべく考えますが、なかなか良い案が浮かばないまま試合を迎えます、、、

すると、鉄兵は菊地が新たな必殺技を仕込んで来た事を知り、あろう事か菊地本人から聞き出そうとします(笑)

 

当然ながら、どうにもならないので、今度は菊地の祖父に接触し、父が不治の病などと嘘を付き、聞き出そうとします(笑)

菊地の祖父は呆れながらも「竹刀をはじき飛ばされない事」と、一言だけ告げました、、、

 

そのヒントを聞いた東大寺学園の部長は、以前に見た事があると話し、鉄兵に必殺技の内容を伝えます。

そして、いよいよ鉄兵VS菊池の決勝戦と相成ります!

 

 

ところで、心に余裕が無い時は、誰でも「理屈」に合わない突発的な行動をしがちになります。

これが、

 

過度に感情が優位な状態

 

です。

そして、そのまま放置していると、

 

予期不安と取り越し苦労に繋がる

 

という傾向が高くなります。

つまり、「理性」や「冷静」を言い換えると、

 

ニュートラル(中立)に戻る!!!

 

という意味になります!