真似びを学びに昇華する ~自らの軸や芯を強固にする方法も~

【 挫折を味わう鉄兵 】

しかし、学業と素行から鉄兵は王臨学園を退学「させられ」ました!

そこで、東大寺学園の大将が鉄兵を引き抜く為に、色々と算段を仕掛けます。

それは、鉄兵が大好きな酒と博打を自由に出来るのが東大寺学園であると、「嘘」を付きました(笑)

 

それから鉄兵は猛勉強しますが、実際の所は試験で及第点に達しませんでした。

しかし、数ヶ月前までろくに平仮名も書けなかった点を考慮し、東大寺学園は鉄兵の「可能性」を評価し合格とします!

しかし、入学早々、鉄兵は一騒動起こし、それが元で剣道部の先輩達と反目し合うようになります、、、

 

 

鉄兵は見返してやろうと、先輩達に勝負を挑みますが、先輩どころか同学年の仲間にも、ことごとく負け続けます。

受験で体力が落ちていた事も含め、鉄兵は王臨学園時代に自分で編み出した練習技を取り入れ、一人、森に籠もって猛練習します!

 

ところで、運動しか取り柄の無かった鉄兵では、「人生初の挫折」と言えるでしょう。

王臨学園時代の対抗戦では楽々勝った(東大寺学園の)先輩達に負け続け、「意地や根性」だけではどうにもならない事を鉄兵は悟りました。

そして、そこにあった最大の理由が「慢心」であった事に、鉄兵は「気づき」ました、、、

 

そして、気づいたからには「七転び八起き」のように、

 

特に「今ここから」は「実践」が大切で必要となる!!!

 

と、幾度も伝えています(笑)

 

【 お山の大将に気づく 】

こうして、満を持して先輩達との対戦に挑み、見事、鉄兵は大将の座を射止めます!

勿論、クセと心理戦の利用(悪用)も然る事ながら、権謀術数も駆使しての事です(笑)

 

そして、関東大会に臨む事になりますが、実力は高等部でありながらも、中等部の試合にしか出場出来ない事に鉄兵は「やる気」を失います、、、

 

 

そして、同じ大会には東大寺学園よりも格上である、新里工業も出場していました。

その新里工業にも、鉄兵と同じように格段の実力がありながらも、よく言えば一匹狼、悪く言えば手に負えない狂犬の菊地が中等部にいました。

そして、試合前のヒョンな所で鉄兵と菊地は出逢い、取っ組み合いの大喧嘩を勃発します(笑)

中等部では向かうところ敵なしと「思い込んでいた」鉄兵と菊地は、お互いをライバル視するようになりました!

 

ところで、

 

類は友を呼ぶ & 他者は自分を映す鏡

 

という言葉もあります。

 

そして、敵とライバルは違います、、、

 

その「分岐点」となるのが、

 

「切磋琢磨」が当てはまるかどうか!?

 

です!