【 転機となった鉄兵の人生 】
鉄兵は地元の王臨学園の中等部に入学「させられる」事になりました!
学校に通っていなかった鉄兵は、当然ながら授業に付いていけず、平仮名も書けない有様でした(笑)
授業中はおろか、テスト時間中も常に居眠りをしているので、鉄兵の成績は退学に値しつつも、地元名士の子どもという事で、学園も手をこまねいていました。
そこで、鉄兵にクラブ活動を勧めた所、剣道部に入部する事になります!
しかし、案の定、剣道部でも、すったもんだの騒動を幾度も引き起こしますが、持ち前の運動神経で高等部の先輩達を打ち負かします!
そして、格上の東大寺学園高等部との対抗戦に、鉄兵は中等部でありながらも、ただ一人選手として選ばれます。
これには様々な経緯がありつつも、鉄兵は対抗戦を前に、毎日のように東大寺学園剣道部の練習を見学に行っていました。
東大寺学園の剣道部では、下位の者が上位の者に挑戦して昇進していく、勝ち抜きの試合形式(実戦)を取り入れていました。
そして、ここでもすったもんだしながら、鉄兵は王臨学園の大将に選ばれます(笑)
ところで、「適材適所」との言葉もありますが、
何が適材で何が適所かを「判断」する人により違いが生じる
のも事実であり真実です。
「判断される側」では、苦しく辛い状況を経験した人もいるでしょう、、、
しかし、後にあなたが「判断する側」になった際には、
「今」の喜怒哀楽という経験を慈しむ!
のが、役立ちます!
ただ、それでも「心が折れそう」になる時もあるでしょう、、、
その際には、
人間万事塞翁が馬 & 禍福はあざなえる縄のごとし
を想い出して下さい!
これは、現状に「我慢する」という意味ではなく、心を「しなやか」にする事で、「次の選択肢」が見えて来ます!
【 才能!?が開花する鉄兵 】
格上の東大寺学園なので、王臨学園はドンドン負け続けていきます!
とにもかくにも負ける事が大嫌いな鉄兵は、業を煮やし先輩達を「叱咤」、、、と言うより「罵倒」します(笑)
ただ、ここでついに鉄兵が動きます!
それは先輩達に「アドバイス」をする事でした、、、
すると、先輩達は東大寺学園を次々と打ち負かしていきます!
実は、鉄兵は東大寺学園の練習を見学に行った際に、選手それぞれの「クセ」を見抜く事に集中していました、、、
ところで、例えば、ジャンケンでも相手の出す手が事前に分かれば、負ける事は決してありません(笑)
そして、クセを見抜く為には当然ながら、
相手をつぶさに観察する
という事が必須です!
しかし、見抜いた後に「自分の行動」に移さなければ勝てません、、、
ジャンケンでも相手がパーを出すと分かったら、チョキを出さなければ勝てないのと同じです(笑)
結局、東大寺学園との対抗戦に負けてしまいますが、鉄兵は相手の大将を引きずり出し、善戦しました!
ただ、この時も相手の大将の股間を蹴り上げたり、相手の大将は短気で、焦(じ)らされると「理性」を失うクセを見学の際に見抜いていました。
いわゆる、「心理戦」も交えたという事です、、、
勿論、漫画では「目的の為には手段を選ばず」のように、「やり過ぎ」で鉄兵は味方からも批判されますが(笑)
ところで、「なくて七癖あって四十八癖」との言葉がありますが、幾ら鉄兵が相手のクセをアドバイスしたとは言え、仲間の先輩達にも同じくクセが存在しています(笑)
つまり、鉄兵のアドバイスの内容には、
先輩には「耳の痛い」自分のクセの矯正
が含まれていたという事です(笑)
これが、
コミュニケーションとは「双方向」!!!
という意味です!