【 アンチエイジングを超える抗老化医療 】
現在の医療は、
以前(過去)に言う所のアンチエイジングを超えて・・・
抗老化(未来)に突き進んでいる!!!
という実状があります!
そして、
抗老化の技術開発を競い合う・・・
国際的な賞金コンテストも開催!!!
されています!
このコンテストでは、
人間の免疫・筋肉・認知の失われた機能を・・・
10年分、若返らせる!!!
という目的が設定され、賞金は約150億円です!

また、特に欧米では多くの投資家が集い、抗老化医療に関する「ビジネスパーティー」が毎週開催されています。
それを反映するかの如く、抗老化医療の市場規模は、
ここ10年は右肩上がりが続き・・・
2034年には、2倍の約24兆円が見込まれる・・・
と予測されています。
勿論、病気もせずに、老いも克服出来るとしたら、悪い事では無いように感じますが、果たして、、、
【 リスクと背中合わせ 】
アメリカでは、54歳の女性が最新の遺伝子操作の施術を受け、
20歳以上の若返りを果たした
という事例があります。
なぜなら、施術後の遺伝子検査では20代と判定され、細胞検査では30代との結果が出たからです。
更に、見た目の若返りも実現し、運動せずとも筋肉量が増える兆候も現れました。

そして、女性が受けた施術が、
寿命に関係する遺伝子を改変し・・・
細胞の増殖能力を高める・・・
という内容です。
ただし、
細胞の増殖能力が際限なく続けば・・・
ガンを発症するリスクも背中合わせ・・・
というのが実態です。
そして、女性は次の通り話します、、、
女性:
『 私は不老長寿の実験台になりたい。 私の体を通して、どんなテクノロジーが有効か示したいのです。 』
ちなみに、女性は抗老化ベンチャー企業のCEOです、、、

【 悪魔の実験から生まれた血漿交換 】
同じくアメリカに、49歳の女性がいます。
女性には一番上が5歳の長男、他に2人の子どもがいます。
このように、子どもが小さいが故に、
医師から老化を遅らせる効果があると処方された・・・
20~30種類の薬を毎日飲んでいる・・・
という日々を送っています。
更に、他にも年に数回行っているのが、
血漿(けっしょう)交換
という施術です。
この施術は、
自分の体から血漿(栄養やホルモンを運ぶ体液)を抜き取り・・・
その代用として人工の血漿を体に注入する・・・
という内容です。
そして、費用は1回の施術が75万円です。

実は、血漿交換というアイデアは、1957年に発表された論文、
パラビオーシス(並体結合)に遡り・・・
悪魔の実験と呼ばれている・・・
という歴史があります。
なぜなら、この実験は、
高齢と若い2体のマウスの血管を繋ぎ・・・
互いの体の血液を循環させる・・・
という内容だからです。
不適切で不謹慎ですが、ベトナム戦争下でアメリカが散布した枯葉剤の影響を受けた、ベトちゃんドクちゃんと同じく、2体のマウスの体が繋がったまま、生きている状態です。
そして、実験では、
高齢のマウスは細胞が若返ると同時に・・・
寿命は10%伸び・・・
一方の若いマウスは老化が加速した・・・
という結果になりました。
しかし、当時は狂った実験と考えられ、相手にする人は少数でした、、、

ところが、最近の研究から、
若いマウスの血漿には、細胞を若返させる物質が豊富に存在し・・・
高齢のマウスの血漿には、老化を加速させる物質が豊富に存在する・・・
という事が判明しました。
つまり、血漿交換をする事で、
血漿の中に存在する老化物質を取り除き・・・
細胞の若返りを目指す・・・
という事です。
ちなみに、ノルウェーではアルツハイマー型認知症の臨床試験として、20代の若者の血漿を認知症患者に輸血する治療が試されています。

また、血漿交換とは違うものの、似た臨床試験は日本でも行われています。
その一例に、「幹細胞」の活用が挙げられます。
幹細胞は細胞の「卵」と呼ばれ、様々な細胞に「分化」する事が可能です。
そして、血管や筋肉や骨などの臓器や組織に、「新たな」細胞を供給します。
そして、行われている臨床試験は、
自分の体の脂肪組織から幹細胞を取り出し・・・
幹細胞を培養して1億個以上に増やした後に・・・
点滴として体に投与する・・・
という内容です。
そして、年3回の投与を経た上で、効果を検証する予定です。
ちなみに、施術として受ければ、1回の投与で100万円は下らない値段です。
そして、抗老化医療は、
日本では未承認の自由診療であるが故に・・・
高額であると同時に・・・
施術レベルも医師により様々な差があるので・・・
注意が必要・・・
と、番組でも「断り」が入っています、、、

【 人類史の「差」をどう読み取るか 】
抗老化医療の発端となったのが、ニュージーランドで行われた研究でした。
その研究は、1972年に同じ病院で生まれた1037人の子どもについて、
幼少期からの成長と老化を・・・
現在まで観測し続けている・・・
という内容です。
すると、同じ年に生まれたにも関わらず、
見た目の老化に・・・
大きな個人差が見られた・・・
という発見がありました。
そこで、研究者は、
遺伝子に着目
しました。
遺伝子には、オンとオフの「スイッチ」があります。
そして、スイッチが「切り替わる」事が、老化の原因の一つとされています。
そこで、スイッチの状態を調べると、体の老化速度も分かります。
そして、1037人の被験者に対し、1年に1歳年を取るのを「平均値」とした所、
老化が早い人は、1年で「2歳」年を取るが・・・
老化が遅い人は、1年に「0.5歳」しか年を取らない・・・
つまり、最も老化が早い人と遅い人の差は「4倍」・・・
という事が分かりました。
なお、平均値「前後」の被験者が最も多く、4倍の差になる「両極端」なケースに当てはまる被験者は、ごくごく少数です。

【 神のみぞ知る!?長期的影響 】
アメリカでは「半世紀以上前」から使われている、糖尿病薬のメトホルミンが注目を浴びています。
しかも、1錠が「10円」程度と安価な事も理由です。
実は、この薬を飲んでいる人は、
健康な人よりも長生きする
との研究成果が発表されました。
更に、別の研究成果では、
薬が老化を遅らせると同時に・・・
多くの病気の発症率を下げる・・・
という面も付記されました。
しかし、これらの研究成果は、
糖尿病患者を対象にしたもの
という「大前提」があります。
すると、一人の医師が「健康な人」に薬を飲ませる臨床試験を、正式に始めました。
この臨床試験は今後6年を掛けて実施され、「その後に」薬が与える人体への影響や効果が検証される予定です。
しかし、アメリカでは、
長期的影響が全く分からないにも関わらず・・・
自己判断で薬を飲む人が増え続けている・・・
という実態があります、、、

【 長寿が生み出した老い 】
遺伝子検査で分かる「肉体の年齢」が、
生物学的年齢
と呼ばれます。
そして、野生動物に対しても、遺伝子検査による生物学的寿命(最大寿命)の研究が行われています。
例えば、マッコウクジラは「92歳」、キジバトは「27歳」、ウシガエルは「19.8歳」との結果が導き出され、しかも実態とほぼ一致しました。
そして、同じく遺伝子検査から、
ヒト(人間)の生物学的寿命は「38歳」
という事が「明らか」になりました、、、
ところで、旧石器時代の数十万年前から、古代エジプトに至る迄の、人間の「平均寿命」は40歳未満でした。
更に、「その後も」平均寿命は、ほとんど変化が無い時代が続きました。

しかし、1900年代に入ると近代医学が誕生し、乳児死亡率が低下すると同時に、感染症による死亡者数も激減しました。
そして、1900年頃までの「先進国」では、
平均寿命が「42.7歳」だったのに対し・・・
現在では「79.1歳」と倍増・・・
しています。
つまり、1900年代以前は、
老いる前に多くの人が死んでいた
という事です。
勿論、中には長寿の人も存在したのは事実です(笑)
つまり、
人類史上初めて・・・
多くの人が経験しているのが老い・・・
という事です。
裏を返せば、
長寿を追求した結果・・・
老いを経験せざるを得なくなった・・・
という状況です、、、

では、番組の紹介は終了ですが、繰り返しですが「良し悪し」や「是非」などの「過度な二者択一」で捉えないようにして下さい!
そして、この箇所は少し「深め」にコメントします、、、